昨日、池袋暴走事故について東京地裁で「禁固5年」の判決が出たので・・・ネット上はお祭り騒ぎですね。
この事故について、いろいろ思うところはありますが・・・私が、困るなぁと、思うのは・・・
高齢者(が運転する自動車)の事故が多いこと
その高齢者が運転している(していた)のがほとんどプリウスであること
(我が家の愛車はプリウスαなので、細かく言うとプリウスではないのですが・・・)
なんとなく、「プリウスは危ない老人が好きなクルマ」とか「プリウスは良く事故を起こす」・・・という風評にならなければ良いのですが・・・(笑)
それでなくても「本日のプリウス」とか「プリウスミサイル」とか叩かれているので・・・
さらに、高齢者の交通事故が多いと、高齢者がクルマを運転すること自体が禁止されたり、免許の書き換えにいろいろな試験が課されたり・・・段々敷居が高くなっていくのではないかと心配してます。
(私自身、ドライブが好きなので)
そういえば、すでに、高齢運転者対策の充実・強化として「運転技能試験の導入」「安全運転サポート車限定免許の創設」などが交通教本に掲載されていましたね。(安全運転サポートカ車限定免許)
ところで、この池袋暴走事故ですが・・・
事故を起こした加害者(おじいさん)は、裁判で一貫して「ブレーキを踏んでいたにも関わらす、クルマが壊れていて加速した(だから事故った)」という主張をしました。(つまり、自分は操作を間違っていない、暴走したのはクルマが悪い!)
しかし、裁判では(判決では)クルマの異常はなく、事故の原因は運転者の操作ミスである、と結論付けられて「禁固5年(の判決)」になりました。
加害者のおじいさんは、本気で「自分の運転操作は間違っていない」と考えていたのでしょうか? もし、そうなら、「自分の運転操作が間違っていることに気付けないほど、運転能力が低下していた」ことになりますよね。まず、自分の運転能力が評価できなかった本人が悪いのが当たり前ですが・・・「そんな人に免許を与えた行政(警察? 国?)がダメダメ」だし、「そんな人にクルマを与えていた(取り上げなかった)家族もダメダメ」のような気がします。
まあ、私も歳をとれば・・・明日は我が身になってくるだろうし・・・我が家も、次に買いクルマは、いろいろと安全装置を装備したクルマになるんだろうなぁ・・・と想像しています。