前の記事はこちら ジュニア・ジャパンオープン2023名古屋のサッカーの競技結果
※以下、あくまでサッカー競技の素人のたわごとです。
ジュニア・ジャパンのHPにサッカーの競技結果が再掲載されました。
こんな記事が掲載されています。
2023.4.14 サッカー(WSO,WSL)の競技結果(PDF版)の修正版を公開いたしました。NSBについては修正はありませんでした。
ということは、WSOとWSLは競技結果が間違っていて、それを修正した(正しい競技結果に直した)ということになりますね。
見ると・・・順位が微妙に違っています・・・
で・・・競技結果も復活してます。
これでやっと、関東ブロックから参加したチームの成績がわかります。
なのですが・・・このサッカーの結果、読み方がよくわかりません。
WSOとWSLは「世界大会推薦順位」というのが書かれているので、それを成績(順位)とすればいいのでしょうけど・・・NSBはどうするの?
この「最終順位」という言葉がよくわかりません。
普通に言葉を解釈すれば、最終的な順位なのだから、これがいわゆる順位ですよね。だかち1位が2チーム、3位が3チーム・・・ということでしょう!?
その成績表の下の方にこんな記述があります。
1.最終順位は勝ち点で決める
2.勝ち点が同じなら、ポスター審査とソルコフ値で「表示」順を決める
3. 2.のポイントは世界大会順位を決定するために使用し、最終順位には影響しない。
4. NSBでは世界大会推薦順位はいらないので「表示」順をだけを決める
・・・こんな感じで・・・
これを解釈すると、
・順位は勝ち点だけで決めるよ
・(勝ち点で決めた)順位が同じ場合は、ポスター審査とソルコフ値で「表示」順を決めるよ(あくまで表示順)
なので、やっぱり1位が2チームということになりますよね。
なのに・・・
ここに
1位が2チームでなく、1位と2位が掲載されています。
チーム「ポリフォニー」は(同点)1位なの、それとも2位なの、どっちなの?
(あちらと、こちら・・・情報全体の整合性をとってくださいよぉ!)
あとさあ、RoboCup Junior じゃなくて RoboCupJunior なんだけど・・・この間違いについて、理事はなんとも言わないの? (という疑問です)
で、ここまでが前書きです。(長かった 笑)
さて、サッカー技術委員会のブログに長~い記事が掲載されました。
タイトルからすると・・・競技結果に物言い(異議申し立て?)があったということでしょうか? だから、競技結果を一旦非公開に戻したり、再公開した競技結果(順位)が微妙に変更になっていたのかな、と想像しています。
では、記事の内容を読んでいきます。
どうも、話題が2つあり
話題1 当初9回予定していたWSLの競技回数が運営上のトラブルで7回になってしまった。
話題2 全てのサッカー競技(WSO、WSL、NSB)でスイス式トーナメントの組み合わせで不自然な点が見られる(もっとストレートに書くと「適切な組み合わせになっていなかった」っぽい)
ということのようです。
まず話題1については、スイス式トーナメントの組み合わせを決めるプログラムがあるが、WSLの7試合目に機能しなくなった。そのため、7試合目は手作業で組み合わせを作った。そしてプログラムが8試合目も組み合わせを作ることができず、そうこうしているうちに時間切れでWSLは全7試合で終えることにした。
ということです。
これだけであれば、WSLだけの問題だし・・・とりあえず7回の競技ができたので、(正しく競技が行われていれば)順位付けも問題ない(ハズ)です。
しかし、今回問題なのはもう一つの方(話題2)と思われます。
★不自然なスイス式の組み合わせについて
に書かれているように・・・
しかしながら本大会では、何件かご指摘もいただいておりますが、上記のルールに沿った組み合わせが行われませんでした。
「なぜルールに沿った組み合わせが行われなかったのか」、「具体的にどのようなルールで組み合わせが行われたのか」については、現在調査中となっております。
ということで・・・スイス式トーナメントの組み合わせが正しく行われていない。(正しい組み合わせになっていない) そして、その原因がわかっていない。だから、どのような組み合わせで実施されたのか、(ここが一番重要だと思うのですが)その組み合わせが順位決定にどれだけ影響しているのか・・・が全く分かっていません。(書かれていません)
にもかかわらず
確かにスイス式トーナメントとして適当な組み合わせでは実施されませんでしたが、組み合わせはプログラムで行われましたので、一定のルールのもとで生成されています。全てのチームが同条件で競技が行われましたので、この結果を無効とすることは考えていません。
これ、全然論理的な回答になっていないと思います。
「組み合わせが一定のルールで生成された」と書かれているのですが「そのルールは分かっていない」のですよね。
競技結果を一旦非公開に戻してから、再公開するまでに1週間かかっています。その間に原因や影響を調査していないのでしょうか?(それとも、原因や影響が分かっているけど、公開できないってこと!?)
普通なら、不具合の原因はxxでした。その結果、xxという組み合わせで実施されました。だから、競技の結果は問題ない・・・というような説明がほしいところですよね。
さらに、もう再公開してから1週間以上は経過しています。 それでも原因や影響は判明していないのでしょうか? (「現在調査中」と書かれていますが、そもそも原因の調査をしているの?) はやく、原因を究明して、参加したサッカーチームの人たちを安心させて欲しいです。
特に続報が掲載されていないので・・・現状だと・・・
トラブルの原因も不明だし、その結果、どういう組み合わせが行われたのかも不明のまま・・・でも結果だけ有効です!?
って
これで、参加したサッカーチームは、みんな納得なのでしょうか? (それなら、それで良いのですが・・・)
特に世界大会への参加推薦が得られるかどうかの最上位は、熾烈な争いだと思うのですが、その順位を決める組み合わせが適切でなかった・・・と言われたら、最終的な順位(世界大会推薦順位)に納得できるのですかねぇ。
このスイス式トーナメントの組み合わせ問題は、WSLだけでなく、WSOもNSBも、すべてのサッカー競技での問題のようです。
改めて再公開された競技結果を見てみると・・・
例えば、NSBでは1位が2チームあり、勝ち点が「12」です。1試合の勝ち点が2なので、6試合に全勝したことになります。 あれ、6試合やって何で全勝チームが2つあるの? この1位の2チームは、なぜ対戦してないの? という疑問が湧いてきます。 もう、ぱっと見て、これだけでも確かに「適切な組み合わせになっていない」ことが想像できちゃいます。(WSLでも7試合やって全勝チームが3つもあるのはおかしいですねぇ。 WSOでは全勝チームはいません)
そのうち、競技結果をもとに、今回の組み合わせについて分析してみたいと思います。
ここまで、書いて・・・サッカー技術委員会のブログ記事を最後まで読んだところで・・・もう一つ話題があることが分かりました。
論点3 チームがプレゼンポスターの提出場所を間違ったので、順位が入れ替わった
上に書いた 話題1 と 話題2 では、競技結果で順位が入れ替わったことの説明が無いと思っていました。この順位の入れ替わりがあったのは、話題3でのプレゼンの得点が正しく計算されていなかったことのようです。
事の発端は、一旦提示した提出先を、途中で変えたことにあるようです。 その変更が全チームに周知されず(認識されず?)提出先が違うまま(変更前の提出先に提出したまま)気が付かなかったチームが居たようです。 競技会後に、提出先が間違っていることが判明し、再度プレゼンの評価をしたので順位が変更になった・・・ということです。
まぁ、いろいろありますねぇ・・・