Hewlett Pakard というと西海岸の名門企業で今やパソコンの大手でもある。HP17Bは金融電卓でコンパクトで持っている方も多いRPN(いわゆる逆入れ方式)のHP12Cの兄弟です。この電卓はキーのタッチが「確かに押した」という重々しい明解さが特徴だ。また、時計も付いており重宝する。もちろん金融機能もあり、元利均等償還などが便利だ。93年から使っていたらついに“ON”キーが壊れてしまい、手元にある19B(折り畳み式、アルファベット付きの豪華版)では大きいので、17BⅡ+を注文しようとしたら、日本語マニュアル付きというのがネットであった。<o:p></o:p>
昔は、この電卓の日本語マニュアルが話題で欲しかったが当時は横河HPであって日本で買う場合のみ付いてきた。当時アメリカにいて、横河HPに日本語マニュアルのみの販売をお願いしたが何の音沙汰も無かったのを覚えている。(20年前のお話です。今やネットでも手に入ります。 http://h10032.www1.hp.com/ctg/Manual/c01095079.pdf 有難い時代です)<o:p></o:p>
日本語に頼らなかったおかげで今や無しでも大丈夫だ。ネットで見ると、円高もありアメリカの直輸入が大変安い。(但し日本語マニュアルはありません)しかも、進化しており電池もLR44 3個からCR2032 2個に変更され、恐らく電池寿命も前は10ヶ月(16年で20回の電池交換)だったが、2年位にはなりそうだ。未だに使いやすいお奨め電卓です。なお、今回は立派な皮のケースが付いてきます。