何度も書く。南港の周辺開発が進むという内容が知りたい。今でも大阪市の局が多数入っているが府庁が入るとどのような違いがあり、かつ周辺の開発を知りたい。また、州都にふさわしい立地というのもよく分からない。大阪城の横のほうが良いと思うのが普通だろう。橋下知事の「具体的方策と効果」をお聞きしたいものだ。その逆に、府の機能が移転すると、周辺の空洞化が懸念されるのではないか。大阪中心部の都市経営として「選択と集中」が大切だ。<o:p></o:p>
大阪市のWTC取得は100億円として2%の金利として、現在の賃料支払い(大阪地裁の判決で「高額だが違法ではない」)が15億円/年とすると7.5年で償還できる計算になる。(取得費用、他のテナント収入を除く概算)プロジェクトとしてみると取得し賃料支払いを抑えるのが得策であろう。(転売しても鑑定価格は時点修正の差しかないはずだ)ファイナンスの問題や、財政問題、開発プロジェクト問題があるなら別の方策が必要となろうが。 <o:p></o:p>
大阪北ヤードは入札済みだ。一時の経済パニックは落ち着いたが、需要回復の遅延が懸念されている。取得金利負担を低減するために開発を急ぐか、開発後の将来の市場ニーズをどう見るか判断も迷うところだろう。開発は民間開発者の意向に寄るだろうが、開発時期は考えるべきだ。今、大型開発を梅田に追加するのは大阪都心の一極集中化と新規オフィス供給の面から当面は大きな問題がある。民間開発者のリスク負担が基本であるが、市場動向に見合ったプロジェクトの見直しと開発オプション(暫定利用とその期間の税金減免 等)公平かつ公正で納得感のある方策が求められる。時間軸での都心のバランスの取れた開発コントロールと都市内部の用途転換、そしてマクロ経済への合致が都市経営の再整理として必要だ。<o:p></o:p>