都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

友人夫妻と堺へ探検

2018-10-16 02:32:39 | 趣味

 堺の深瀬鮓とかん袋に予約の上、買出しに。9時の阪急で荊妻も入れて4人で出発、荊妻は別の買い物があり大阪で分かれる。

 思いついて動物園前から新世界を歩く。友人夫婦は目が点で、串カツ八重勝の60人あまりの行列、過剰なまでの看板、あちこちのビリケン、ずぼらやのフグに圧倒。

 恵美須町から阪堺線で住吉大社まで。車窓からのあいりん地区の風景に驚いていた。住吉大社の建築は独自でよい。遣唐使の港だった歴史と反り橋、西向きの特色など説明、大掛かりな結婚式があり、先導の奴まで動員し盛り上げていた。

 宿院では「さかい利晶の杜」を見学(240円に割引)、1階の古地図が床に印刷されているのを楽しむ。大坂の船場より歴史がある( https://www.sakai-tcb.or.jp/about-sakai/history/ )環濠集落でもあり、堀の名残がある。( http://www.hz.kutc.kansai-u.ac.jp/city.sakai/past/map/ )町割りは南北60間・東西19~23間( http://matinami.o.oo7.jp/kinki2/sakai-hokubu.htm )らしく、南北(約110m)は京都(120m)より一回り小さく、大阪船場(約80m弱)より大きい、その1/3が東西(約40m弱)で細長い形状だ。この比率はニュー・ヨークに似ている(250m×80m )

 堺は道路が広い( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B0%8F%E8%B7%AF )、但し、並行している線路の連絡が悪く、LRTやトラムの整備が望まれる。

 また、お茶と待庵(大山崎移築の前のオリジナルだそうだ)の拝観も1,000円(割引は800円)でできる。今回は時間がなく参加できなかったが次回は是非ともと思った。

 帰りは湊から天下茶屋、(途中で荊妻が合流)淡路、1本遅らせて「京トレイン」で帰洛

 大坂南の歴史は深い

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中村軒(京都 桂):栗おこわは朝にもうまい

2018-10-15 02:29:16 | 食べ歩き

 昨日、食べ残した栗おこわを朝に食べる。ちょっと表面が硬くなるが、もっちりしてうまい。名残の麦茶がなんとも合う。栗のほっこり粉っぽいお味と、粘りのあるおこわの対比が良い。

 秋だ、お昼はカキフライにしようと思った

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新幹線でiPhoneを使い地図を楽しむ

2018-10-14 02:50:45 | 趣味

 その昔、新幹線沿線地図があったが、いまやGoogle Mapで楽しめる。しかも地形にすると飽きることがない。

 平野と河川、山地の関係、要所要所にある城や神社仏閣、水田(一次産業)と工場(二次産業)の立地など面白い。しかも、マクロ(地域)からマイクロ(街)まで縮尺が変化する。

 河川での平野の分断、自然堤防や山際にある狭い市街地や、平野での広い市街地など地理の教科書のようだ。

 現在地が分かり、縮尺が変化し、どこにでも飛べるのは理想の地図だ

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MACHIYA 兪 (京都 烏丸御池):お昼は烏賊の黒豆炒めとキャベツの麻婆豆腐

2018-10-13 02:45:22 | 食べ歩き

 日替わり定食は930円とお得。烏賊の炒め物はうまい。酢と別にもらった拉麺胡椒をたんまり。スープは野菜が多く楽しめる。麻婆豆腐にキャベツのごろっとしたのが入ってこれは薄目。胡椒をたんまりこれも入れる。

 朝を食べなかったのもあり、ご飯をお代わり。酢を回した炒め物の餡がうまい。

 お勘定の際に「奥様も是非お連れ下さい!」とのこと

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ポン酢にキャベツの繊切で40数年前を思い出す

2018-10-12 02:49:43 | 世情

 冷しゃぶを、ポン酢にくぐらせ食べていると、キャベツの繊切を食べながら、「前に食べたな」と感じて、そのお味の記憶は嫌なものではなかった。

 色々考えて、味の記憶を探る。すると大学院時代に明大前の「せとうち」というお好み焼き屋に入り浸り、豚肉焼きをキャベツの繊切とともにポン酢に浸して食べていたのを思い出した。

 あれはうまかった。若い体には豚の脂だ!国士館の琉球拳法部の学部生とも盛り上がって、ビールは必ず5本飲んだものだ。

 思い出しながら、あっさり冷しゃぶがうまい、ご飯と共に

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美々卯本店別館(大阪 道修町):10月の賑わいそばは冬瓜と鮭

2018-10-11 02:44:35 | 食べ歩き

 台風も去り10月、2回ほどお昼に。

一回目は、賑わいそばは胡瓜と茗荷入りの穴子の和え物にたれがかかっている。鮭の照焼もあるが、冬瓜とも秋の感じがいま一つ。

 蕎麦は細目でつるつるうまい。特に、山掛けで海苔を入れると味わいがある。

 最近、前ほどお昼に混雑しない

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新方式の案内の桂離宮は台風の被害も

2018-10-10 02:47:41 | 京都

 雨上がりの朝、ちょっと紅葉も見える。何故か松がつやつやしている。入口近くの穂垣が倒木で壊れ、シートが掛かっている。根本から竹が割れていた。

 いつもの手続きを済ますと、ネック・ストラップの緑色の番号札を首から下げる。1番になり、20番までは8:50に出発。その後は、黄色い番号札になり15分くらい後にと2チーム制の案内は、11月からの拝観増加の予行演習(ついでに1,000円の拝観料徴収となる)。

 3ヵ月前から着任の案内の方はお名前不明(自称は枯葉マークの40年キャリアとのこと)、今一つの案内内容だが、ゆったりで灯籠など落ち着いて写せた。

 全体にしっとり、苔が復活していたが草も伸びていたのが残念。アジアからの団体が庭を見ないで記念写真で騒いでいるのが気がかり。日本のシルバーばあさんも同じくつられて記念写真大会に。11月からが気がかりだ。

 御殿には雨戸が。この前の台風対策が継続中みたいだ。白い障子が黒い雨戸に替わると別の建物に見える。

 50分で終わり、あっけない。御輿寄せの解説もなかった。

 外に出て、桂垣も葉が抜けて、上部で曲げてから右手に流している破竹の構造がよく分かる。しかし、剥げているような惨状。ところどころ抑えが切れた竹が上に立っているのがご愛嬌。

 

 中村軒で栗おこわを買って帰洛

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麺一盃(大阪 加島):特製あっさりつけめん は東京のお味でたまらないお味と量

2018-10-09 02:43:19 | 食べ歩き

 大阪駅から一駅だが初めて降りた。駅の両側にアーケード街があり、戸建て、中層団地も控える。工場も点在している、懐かしの風景。シルバーが多く、自転車と手押し車で商店前が混雑、たこ焼きなど多く、JR沿いもアーケードの呑み屋が軒を並べる。

 駅の南側でカウンターのみの細長いお店。お手拭きやティシュ、紙エプロンも用意され親切。

 特製あっさりつけめん を中(250g 1,050円)にする。

 つけ汁はあつあつで持ちにくいくらい。濁り気味清湯で、旨みがあるが薄め。角切りのチャーシューとメンマがたくさん入っている。上に、海苔と鳴門で東京風。小口葱が多い。酢を足して、卓上の一味、胡椒をたんまり入れるとよりうまい。

 麺は平べったく太目で弾力は乏しいが粘りが強く旨みがある。特製で追加の大きなチャーシュー、煮卵1個分、メンマがのる。

 具が多く、楽しめる。チャーシューは新宿の満来やほりうちを思い出したくらい多い。

 スープ割もあつあつで、魚介が効いてうまい。思わず飲んでしまう。これならラーメンもうまかろうと思い、再訪を思う。

 気遣いもあり、気持ちの良いお店だ。大阪駅から一駅の異次元の街も楽しんでみたい

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蹴上発電所の見学など

2018-10-08 02:46:14 | 都市開発

 台風前の秋晴れ、朝はテニスで大暴れ、荊妻はジョギング。慌ただしくお昼をすませ、自転車で蹴上まで駆け上がる。

 産業遺産は大好きだ。

 13:30からの見学だが、13:20到着で最終になった。シルバーが多い。解説としんがりの二人体制で1時間半程。前のN生命は関電とのつながりもあり、見学を提案した経緯もあり楽しみにしていた。

 琵琶湖疏水は0.3~0.5m/km(パーミル)の緩やかさで、京都から大津への船運考慮とのこと( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%B5%E7%90%B6%E6%B9%96%E7%96%8F%E6%B0%B4 )

 蹴上発電所は商用としては日本初(その前に山奥の水力発電があったとのこと)の4.5MW、2基の縦軸フランジがあるが、水量低下で1台のみ稼働。なお、1月から3月は琵琶湖疏水が止まるため発電がないとは初めて知った。

 もともとは岡崎に水力工場群を予定していたが、水力発電に切り替えたらしい。水力繊維工業発祥のLowell ( https://en.wikipedia.org/wiki/History_of_Lowell,_Massachusetts )を想い出す。

 第一発電所は今ないが、両側から樋の水が真ん中の水路に落ちる落差を回るベルトン水車でのどか、被覆していない裸送電線で直流や交流と様々な電圧が混在、斜めの送電電柱もあり。第二発電所は2本の今も使う送水管で横軸フランシス水車(写真で見る限り閉路)を使用しGEの60Hz発電機。建物には六芒星(京都上水道のシンボル)が三条通から眺められ、屋根の風見鶏の尾にもモチーフが隠されている。「功天亮(てんこうをたすく)」の扁額が正面を飾る。イギリス積み煉瓦であるが、RCの骨格の正面だ。

 第三発電所は稼働している日立製の縦軸フランジで騒音がすごい。バケツが円周で回るような構造で効率は悪そうだ、近代的なタービンなどではない。落差は35mというが、第二発電所の鴨川との水位差もありその分を差し引くと25m位か。

 琵琶湖疏水の水量の3割くらいで発電しているとのこと。上流の取水、上水の利用が主になっている状況だ。関電としても歴史資産を守っているとは誇らしい。

 楽しんだ。この後、洛中でリベルテ・パティスリー・ブーランジェリー 京都店( https://libertejapon.com/kyoto/index.html )とドミトリーみたいな We Base Kyoto ( http://we-base.jp/kyoto/ )の内覧会などにも顔を出し疲れた。

 夜には、打合が2時間半もあり、疲労困憊。翌日から雨と台風。

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千里庵(大阪 千里中央):和風のちゃんぽんがうまい、歳のせいか

2018-10-07 03:06:44 | 食べ歩き

 シルバーの多いお店だ。ミニ・チャンポン(540円)にする。お箸と胡椒は引き出しの中。食べると、スープが甘めの和風だが旨味がある。野菜もしゃきしゃきと歯触りが良い。前来た時とは大違いだ。

 しかも、肉が大きく、烏賊の出汁もでている。蒲鉾、天ぷらの量も多い。

 麺も歯ごたえがあり、とてもおいしい。当方が歳をとってうまく感じるようになったのかもしれない。なお、胡椒をどれだけ入れてもあまり感じなかった。不思議な甘めのスープだ

 こういうのはシルバー人気になると納得した

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千里中央を歩く

2018-10-06 03:12:37 | 都市開発

 ひさびさに、御堂筋線延伸の箕面船場阪大前駅( http://www.kita-kyu.co.jp/extension/outline.html)が出来るところ近くにある旧ミズノの本社案件を見てきた。この近くには船場の繊維団地を千里に移す計画の一環としてSSOK( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E5%90%8C%E4%BC%81%E6%A5%AD%E4%BD%93SSOK%E7%B5%84%E5%90%88 )の後継がある。

 千里ニュータウン( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E9%87%8C%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3 )は1962年の初入居から60年近くで2世代の年月。千里中央も拠点施設の建替えが多く、駅近のタワー・マンションとホール、商業の更新が行われている。つまりは、千里中央駅への更新のニーズと施設の集積化が見られる。

 まだ、更新されない施設群はやはり時の波に洗われている。他の都心と郊外施設の競争もある。

セルシー( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E9%87%8C%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC )は1972年の開業。都市開発のフジタといわれた頃の開発で高名だ。プラザを囲む段々のテラスとスポーツ・カルチャーを導入し、ニュータウンの賑わいの核となった。しかし、あれから50年近く、たそがれている施設だ。ここにあったメガネの三城で83年に作った眼鏡は23年間使った。さらに破断したフレームは5年程サングラスに使った。

今では撤退したテナントが多く、ダイエーとともに寂れた感じを受ける。一時のリニューアルもテコ入れにならなかった。

 せんちゅうパルを含む千里中央駅は日建設計だと思うが、あまり上手とは思えない。動線が隔離され回遊性もなく、賑わいもない。まるで寂れた再開発ビルのような状況だ。駅舎が下にありつぶすにつぶせないのだろう。

 唯一、千里センターの槇文彦のビルだけがすっきりしていた。打合に何度も訪れたのが懐かしい。( https://newtown-sketch.com/blog/20101025/010048 )

 周りの阪急百貨店やホテルも昔のモダンと感じた。まわりにショッピング・センターが開発され、梅田にはデパート集積がある。また、郊外都市として期待された江坂も何やら看板ばかりのロード・サイド集積になっている。 

 都市計画は難しい。こんなはずではなかったというのがあたりまえだ。作り替えやすい建物こそ長生きすると確信した

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和楽路屋 セルシー店(大阪 千里中央):郷愁のお味は昔ほどではなかった

2018-10-05 03:05:37 | 食べ歩き

 83年ごろ、千里センターの打合帰りにN先輩の紹介で入り、よく一杯楽しんだものだ。

 ここは桜海老のお味に、たっぷり天かすがはいり、出汁たっぷりの生地をかりとろに焼いて、最後にワインで仕上げるという手法だ。味わい深く、ソース、ポン酢、マヨネーズに鰹節粉、青海苔が自由だ。

 うまい味わいに、皮となかの出汁たっぷりのお味がよい。

 今日は、ポン酢、ソース半々で、さらに追加のポン酢を皿の手前のくぼみにいれ、マヨネーズ、鰹節粉と青海苔も別盛りにして楽しむ。ポン酢にマヨネーズと、ソースに鰹と青海苔が一番良かった。

 昔は2皿、3皿にビールをどしどし飲んだが、いまやお水と1皿で充分。

 焼台には15個焼ける板が4枚=60個(1人前10個と持ち帰り12個に対応)、これが4か所あり生産能力は240個だが、焼くのに10分はかかるため24個/分であろうと思った。

 記憶に残るお味で、90年に留学から帰国したときは、どうしても食べたくて当時新地にあった支店で楽しんだりもしたものだ。今食べると、前ほどおいしくはない。

 思い出が一番おいしい

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曼殊沙華とリコリス

2018-10-04 03:09:28 | 趣味

 この前、乙訓寺で白い曼殊沙華を見たのでしらべるとリコリスLycoris radiate ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%8A#cite_note-YList-1 )とある。

 これは、ヨーロッパで多いリコリス菓子licorice candy ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%82%B9%E8%8F%93%E5%AD%90 )で癖のあるあの味は曼殊沙華かと思ったら綴りも違う。こちらは、スペインカンゾウ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%BE%E3%82%A6 )がもとになっている。

 なお、夏に咲くアガパンサスも曼殊沙華と同じヒガンバナ科だ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%8A%E7%A7%91 )

 なかなか奥が深い

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はしもと(京都 長岡天神):予約してお昼を楽しむ

2018-10-03 03:04:27 | 食べ歩き

 2万歩程乙訓巡りを済ませて、12時過ぎに入る。いつも1階の看板に閉店とあるが予約しておくと安心。

 上と並で4,100円は安い。分厚い鰻でうまいがちょっと川魚の臭いもある。山椒が活躍。

 大瓶のビールで乾杯。冷えたお茶がポットで出て荊妻はお代わりまで。どぼ漬けの胡瓜の酸味がこたえられない。

 肝吸いのお味と肝もうまく楽しんだ。

 夜まで鰻のパワーが続いて、斎藤茂吉の鰻信仰を思い浮かべた

 

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秋の連休を2日に渡り夫婦で満喫

2018-10-02 03:07:41 | 京都

 日曜日はゆったり、朝はテニスで心地よい汗。

 昼から夫婦で土屋鞄店に行き、皮のキー・ホルダーを千円で作成。親切な店員で、30分程。糸にロウをつけ、両側に針を刺し、糸を2回刺して緩み止めに。指定のステッチで縫い上げ、最後にホワイト・ボンドを目打ちの先に付けて穴に入れ込む。

 これを防水スプレーで処理し、茶色のクリームで磨くと見事な艶と革の質感。厚く重い手触りは昔のCOACHに似ている。

 

 それから、15時位に二条のシネコンに自転車で走る。招待券があり、シニア割引1,100円で有村架純主演の「コーヒーが冷めないうちに」を楽しむ。横浜の風景と波瑠、薬師丸ひろ子(誰かとおもったら!)、吉田羊、石田ゆり子(癒されるが幽霊役)の演技とエピソードが面白い。最後は未来と過去が輻輳するトリックで解決。

 夜はゆったり楽しむ。荊妻は前の晩、子供と夜中遅くまで話して眠いとのことで早く寝る。

 

 翌朝は、8時前に前田珈琲で、トースト(600円)を楽しむ。喫煙席が減って快適、ここの珈琲はうまい。モンベルのシャツとパンツにトレッキング・シューズ、背中にはリュック。両側に夫婦のペット・ボトル。

 阪急で長岡天神に。観光案内所で地図をもらい相談し、まずは空海が別当にもなっていた乙訓寺まで歩く。色々と空海を感じながらお参り。ペット・ボトルに入れた千羽鶴を供えている。白い曼殊沙華を初めて見た。

 

 途中の今里4丁目で、大峰山参拝の禊場( https://blog.goo.ne.jp/prengkkk/e/4f96c676a44e53624cee71016196f536 )を見かけた。溜池と用水に近い。役行者信仰が強いのだろうか。

 

 次は長岡京( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B2%A1%E4%BA%AC )の跡地、大極殿へ。あまり当時の遺構は残っていない。約10年しか使われなかった都の上、当時の復元パースを見ると、南東は巨椋池や桂川で欠けていること、河川整備がなく条坊をよこぎっていること、北西は丘陵が食い込んでいること、などからまともな計画というよりおざなりだ。早良親王(さわらしんのう)の祟り説もあるが、都として立地が問題だったのだろう、平安京にすぐ移った。

 元気に歩いて向日神社へ。先の台風で倒木が多い。お参りして、裏には役行者ゆかりのお宮も。坂道が見事だ。西国街道を歩き、中小路家を拝観しようとしたら、月曜休館、あらら。一文橋( http://www.city.muko.kyoto.jp/rekimachi/meisho/1441755769662.html )を渡り、「知らぬ顔の半兵衛」( http://www.kyototsuu.jp/Geography/BridgeIchimonHashi.html )を思い出す。

 天神通りを通り、長岡天神の鰻のはしもとで、お待ちかねビールと鰻、うまい。

 お得な直売のトマトなども買って帰洛。ゆったりシャワー、充実した2万歩。

 

 次は西山の上の善峯寺か柳谷観音楊谷寺でも狙おうか

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