ひと昔前から本や新聞のタイトルに気がつくと多い。「インフラはどうするのか」とか「経済はこのままでいいのか」という使い方だ
問いかけのようだが、柔らかい圧力がありしっかりしろという語調がある、自分は正しいのにという「小さな正義」(山本夏彦風)も感じる
さらに「~しなさい」の語尾の付いた書籍も多い( https://www.oya-bunko.or.jp/magazine/introduction/tabid/522/Default.aspx )命令されるのが好きな側面との分析もある
最近は「~しないといけない」という表現が新聞に目立つ、前は「~(対応)する」、「~取り組む」、「~されるべきだ」と言っていたはずだ、しっくりこない、「よろしかったでしょうか」と似た感じでの婉曲表現だろうか
更に政治用語ともなっている、「しっかり」、「きっちり」、「きっかり」もある、これらの言葉はひびきが良い、しかし品質(実行内容)・納期(いつまで)などが盛り込まれていない、時代劇の「がってん承知」くらいの意味合いだ
言葉は変わる