二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

真夏のフラグメント(ポエムNO.24)

2011年07月08日 | 俳句・短歌・詩集
1 ある種のことばたちがぼくを取り囲んでいる。 その海の上を一寸法師のようにただよっていく。 酔っぱらって中島みゆきを鼻歌で歌ったり 道路と建物に切り刻まれた七月の四角い空の下を 汗を拭きふき歩いたりしながら。 昨日は古墳を見学にいったが 今日はプラタナスの“偉大な”木陰をさがそうか。 たいした意味はないけれど この暑さはたえがたいので。 2 いろいろな種類のアジサイが群生する庭がかつてこのあたりにあったな。 あれはどこだったろう。 地図はぼくが少年だったころとくらべ ずいぶんと変化している。 . . . 本文を読む
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