裏に猿田彦の石碑がある。そのあたりは夏でも深い木陰になっている。
写真はそこで毎年世代交代をくり返しているサトキマダラヒカゲ♪
柿の木が2本あり、落ち柿が腐ってとろとろになる。
それが彼らのご馳走なのだ。
渋柿なのだけど、きっと甘味もあるのだろう。
花に止まることはない地味なわが家のチョウ。 . . . 本文を読む
(2016年1月 前橋市)
暗夜にカモメが啼いている
あれはいったいどうしたというのだろう。
遠いかなたに燈台がある。
ぼくらはあそこまで歩かねばならない。
潮がすっかり満ちてくる前に。
まにあわなかったら
砂州で溺れ死ぬ。
荷物が肩にくいこんできた。
ぼくらは他国の人びとと争い
追放されたのだ。
あそこに辿り着けなければ
全員が溺れ死ぬほかない。
カモメの群れ
あれはなにを啼 . . . 本文を読む