空の高みで風鈴が揺れて、涼しげな音を奏でていた、雲一つない青空を背景に(^^♪
美しき色ガラス。
風がやってきたことを「まあ、うれしい」といわんばかりの美声で報せる。
短冊が風を受けて舌(ぜつ)を揺らし、舌が外身に当たって音が出る。
神社の通路を色とりどりの風鈴にみちびかれて、少し歩いた。 . . . 本文を読む
(2016年2月 高崎市 ペンタックスSP&ネオパン400)
たくさん書いてきた。
白紙に向かってことばを埋葬してきた。
契約書や重要事項説明書。
ことばはいっさい逆らわない。
いうままにうなずく。
四ページ五ページ
もっともっと長い書類をこしらえた。
逆らわないことをいいことに。
逆らったらどうなる
天才が茶碗に 茶碗が戦車に・・・
悪夢というのはそういうものだろう。
だけど文字 . . . 本文を読む