二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

強盗事件発生

2011年05月22日 | Blog & Photo
市警の刑事一課から、けさ、わたしのケータイに電話が入った。
相手はFさんという、女性刑事。
昨日、前橋市K町で強盗事件が発生したので、某所に設置された防犯カメラの記録画像を見たいというのである。
以前にも、似たような警察からの問い合わせがあった。
しかし、近隣でタイヤが盗まれたという類の軽微な犯罪だったので、とりあわなかったら、それっきり。

ことし1月に、わたしが管理を引き継いだマンションの一つに、防犯カメラが設置されているのである。
さっき、読売新聞の地方版をしらべたら、母90歳と、娘60歳が住んでいる女所帯の家に、二人組強盗が侵入。二人を縛り上げ、室内にあった3万円を奪って逃走したとのこと。
二人にケガはなかったらしいが、強盗は凶悪犯罪なので、協力することにした。

アパート、マンションの管理をしていると、じつにさまざまな出来事に出くわす。
大きめな事件としては、昨年は首つり自殺1件、夜逃げ1件、台所のボヤ騒ぎ1件。
そのたびに、管理会社の担当者は、一汗かかなければならない。
昨年、突然刑事が二人やってきて、コンデジのモニターを突き出され「この顔に見覚えは?」といわれたときには一瞬ひるんだ。
縊死した男の顔が、クローズアップされていたからである。

2年ばかり前には、偽装入国者の身柄確保のため、東京入管から、6、7人の捜査官がやってきて、まる一日張り込んでいたことがある。

つい一週間前には、管理している貸家で、エアコンの室外機を盗まれた。
「そんなもの盗んでいくらになるの? 1000円、2000円のために、犯罪を犯すのかね!?」そのことに気がついたときは、さすがに唖然とした。

不景気が長期化し、生活困窮者が増加しているため、毎月のように滞納事故が発生している。そのたびに、借金取りのような不愉快な業務が発生する。いちいち驚いたり、困惑したりしていたら、仕事にならないから、現実主義者となって、事務的に処理しようとする。
しかし、弱者保護の立場から、借主の彼らは二重三重に守られているため、「はい、一丁上がり」というわけには、なかなか・・・。つねに、そういったトラブルを3つ4つ抱えながら、あちこちへと走りまわっている。

好きでやっている仕事ではない(仕事とは本来そうしたものだが)から、トラブルがふえて、業務がスムースに流れなくなると、ストレス指数があがって、酒やタバコの量が急上昇(=_=) そこに金銭がからんでくる場面が多いのである。バルザック的な世界とでもいうか、大所高所から眺めたら、小説やテレビドラマのネタは、ずいぶんところがっている。ことによったら、男女間のややこしい諍いにまで、口を出さなければならないのだから――。

はてさて、この強盗事件。刑事さんはポイントをあげることができるのか。
電話だけでなく、捜査にあたっている女性刑事なる人にもお遭いしたいものである(‘_’)









※写真は「夜への階段」(mixiアルバム)から。
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000017402413&owner_id=4279073
(日記本文とは関係がありません)
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