
ことばにはなりにくいある種の感情が
ぼくの胸のなかであふれそうになっている。
ためしにカサ
カサブランカと口に出していってみる。
カサ
カサ
カサブ・・・
ランカ。
人にはつたわらない
ぼくにだけ意味のある 単語のつらなり。
カサブランカ。
それが地名ではないとしたら
いったいなに?
カサ・・・
ブランカ。
犬のしっぽを踏んで吠えられたというように
ぼくはそのことばから逃げ出す。
軍事機密に属する暗号なのか
何者かのサインなのか
愛のささやきなのか。
ぼくはなにげなく頭を振ってみる。
すると音がする。
カサ ブランカ
カサ ブランカと。
いったいなに
これはなんだろう。
神様どうぞこの謎を解いて
ぼくに教えて。
ぼくの胸のなかであふれそうになっている。
ためしにカサ
カサブランカと口に出していってみる。
カサ
カサ
カサブ・・・
ランカ。
人にはつたわらない
ぼくにだけ意味のある 単語のつらなり。
カサブランカ。
それが地名ではないとしたら
いったいなに?
カサ・・・
ブランカ。
犬のしっぽを踏んで吠えられたというように
ぼくはそのことばから逃げ出す。
軍事機密に属する暗号なのか
何者かのサインなのか
愛のささやきなのか。
ぼくはなにげなく頭を振ってみる。
すると音がする。
カサ ブランカ
カサ ブランカと。
いったいなに
これはなんだろう。
神様どうぞこの謎を解いて
ぼくに教えて。