二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

漢詩の世界観

2016年11月30日 | Blog & Photo
この数日、漢詩の世界にも感心が芽生え、吉川幸次郎さんその他の人の本に手をそめている。
しかし、漢詩は基本的に士大夫の文学。
そこにおもしろさ、つまらなさがある。女性の漢詩人2〜3人しかいない。

日本の和歌は恋の歌がたくさんあるが、中国では友情が主流。お国柄の違いが非常に鮮明であり、世界観の違いがある。

しかし、日本人も漢詩を書いていたのだ、昭和のはじめ、つまり戦前までは。
そして戦争に敗れ、英語が氾濫する。
文化的にはお隣の大国・中国から、アメリカにすりよっていった。そういう歴史的背景の中に、詩もまた存在している♪
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