2014年ベストセレクション 第5回「夕景/空景」より

ここでは書きたいこと、書くべきことがほとんどない。
空や雲を撮ろうと考えて撮影に出かけたことはなく「ついで写真」ばかり。
かつては「夜への階段」というアルバムがあった。
そこから派生し「夕景/空景」が誕生した。
ほとんどが、仕事の合間、合間に撮っている。見上げた空、その広大無辺な広がりに、ふっと心を解き放つ。
ストレス解消法というのとは違う。しかし、こういう写真を撮っているとき、わたしの胸の底で、ある種のペシミズムがかすかにうずくのは、ほんとうのことといってイイだろう。


５－１
前橋郊外。場所は利根川左岸より。（top画像）


５－２
前橋市街。場所は事務所前の道路より。


５－３
前橋郊外。利根川左岸より。


５－４
前橋郊外。利根川左岸より。


５－５
前橋郊外。利根川左岸より。



こういう写真には、個性があるとかないとかを無化する要素がある。
そこがおもしろい。
ヘリウムをつめた風船を空へ飛ばすなんて、だれにでも、いつでもできるってわけじゃないけれど、コンデジさえあれば、だれでもいつでも、空の写真が撮れる♪
・・・そういうことだな。