本日は、イチモンジチョウ(またはアサマイチモンジ)の求愛行動を撮った写真。
♀を発見した元気のいい♂が、ぐるぐるそのまわりをまわったり、体当たりして、気をひこうと頑張っている。
しばらく観察していたが、♀には相手にされず、15分ほどのアタックをあきらめ、すごすご引き下がっていった。
チョウの♀は、大抵一回の交尾で受精がすんでしまうようであ~る。
そうなると、まず絶対に♂の求愛を受け入れない。
「だめだめ。もう精子はいただいてあるの。だから、残念ながら、ご要望にはそえないわ」
・・・ということなのである(笑)。
いや、わらいごとではないのかも。
自分の遺伝子を残す。そのために、♂は涙ぐましい努力をしているのだから。
自然を観察していると、よく見かける光景であ~る。
関西ほどではないにしろ、こちら関東でも、台風12号のあおりをうけて、豪雨にたたられた。好奇心にかられ、利根の河川敷へおりてみたら、すごい水量の濁流が渦巻いて流れている。
写真は大渡橋、その向こうは群馬県庁。
猫の眼のように変わりやすいお天気で、スコールがきたかと思うと、雲間から日が差し込む。草むらを見ていったら、イチモンジチョウのほかに、いろいろな昆虫がウォッチングできた。
これはヤマトに似ているけれど、可愛らしいテールをもったツバメシジミ。
カメラはすべてRICOH CX4。