二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

大型連休が終る

2014年01月05日 | Blog & Photo
8日間の大型連休が今日でおしまい。
働きに出るようになって、サラリーマン時代、自営業時代を通じ、こんなにまとめて仕事を休んだのは、たぶんはじめて。5連休はよくあるけれど。

このところ活字ばなれが激しく、カメラ、写真関連の本しか読めないという状態が長らくつづいた。
ところが、一昨日、ふとしたはずみで手に取った宮崎市定さんの「隋の煬帝」(中公文庫)がおもしろくて、2日間で読んでしまった。
で・・・宮崎さんといえば、たしか「大唐帝国」(中公文庫)ももっていたはずだと考えてあちこち探しまくったが、見つからない(^^;) なにしろ、約700冊は処分したが、まだ2500~3000冊の書物が、自宅のいたるところに置いてある。

やむなく近隣の書店へでかけてみたが、あいにくどこも品切れ。
あとで注文し、取り寄せてもらおう。
宮崎さんは個人全集が編纂されるような、大物東洋史学者。
むずかしい専門的な本も当然書いておられるが、一般向けの史書にも、名著がある。
「隋の煬帝」には、司馬遼太郎さんか、宮城谷昌光さんの小説を読んでいるような愉しさがあった。


冬は寒いし、被写体さがしがたいへんなので、例年は読書モードにシフトし、炬燵やクルマの中で、本を読むことが多いが、今年はそうならない。
本はよく手に取る。しかし、数ページ、あるいは数十ページで集中力がとぎれ、投げ出してしまう。
せっせと読んで、忘れないようにレビューをつぎつぎアップしていた時代があったのに(~o~)

以前もたびたび書いているけれど、「横町曲がればワンダーランド」という名言をはいたのは、写真家大西みつぐさん。
そんな気分が強いので、小一時間も本にしがみついていると、イラついてくる。
困った現象だけれど、自分でもどうにもならない。

写真が撮りたくて仕方ないというこの欲望は、いったいなにに根ざしているのだろう。
今日いちばんのお気に入りは、TOPにあげた一枚。
母の実家にいく途中、渋滞していたクルマの運転席から。
近くに鈍行電車が止まる駅がある。





お天気は上々。
出かけたついでに、ぶらりと一回り。
これでなにかがスカッとして、イライラがおさまった。
さて、明日から仕事。
忙しくなるかもしれない。
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