二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

大漁、豊漁! (訂正版)

2012年09月13日 | Blog & Photo

ふう~、暑かった。
おでこのあたりから汗が流れ、眼に入る。日向にいるのは、わたしにとっては1時間が限界・・・。もう中旬になるというのに、最高気温34℃は、どう考えても異常な高温である。

――といいつつ、昨日は高崎市にあるN湖小湿原へクルマを走らせてみた。
N湖は榛名山麓にある人工の湖で、自宅からはわりあいに近い、昆虫などの撮影ポイントだった。



トップにあげたのは、このあいだからさがしていたウラナミシジミ。
表はこんな感じ。


その名の通り「裏」の翅模様に特徴があり、9月になると、群馬に姿をあらわすチョウとして知られる。



つぎはウラギンシジミ。
ここにあげたのは♂。♀は色がグレーで、テリトリー行動が活発な♂と比べ、見かけるチャンスは少ない。わが家の庭に姿をあらわすことがあるが、今年はまだあらわれない。



そしてつぎは、問題の一枚。
オナガアゲハの可能性があると考えるのけれど、どんなものだろう。
クロアゲハとはこれまでずいぶん遭遇の機会があった。しかし、もしオナガアゲハだとすれば、はじめての撮影となる(^_^)/~ 直射日光のあたる土手の上には姿を見せず、川に身を乗り出すようにして、かろうじて撮影。
カメラ2台を出動させた甲斐があった。

(※マイミクさくらいさん、similisさんのご指摘で、このチョウをカラスアゲハに訂正いたします)




ウラナミと同じように、この日の狙いが、このギンヤンマの交尾、産卵シーン。
いいショットとはいえないけれど、まずまずの一枚がなんとか撮れた。うっかりしていると、池ポチャとなる危険なショット(^^;) 



またこちらは、なぞの一枚。蛾であることは間違いがないが、正体不明。
キタテハほどのサイズがあったが、ついに翅表のショットが撮れず仕舞だった(=_=)



そうしてこれ。
マニアからは「青い宝石」と呼ばれているオオセイボウという、吸蜜にやってきたハチの仲間。
オオセイボウは大青蜂という字をあてる。
ギラギラの陽ざしを反射し、メタリックブルーが輝いていた。過去にいっぺんだけ撮影したことがあったが、こんな場所、こんな日にめぐり逢えるとはね! 大漁、豊漁(^_^)/~
もくろみ以上の収穫があり、つい顔がほころんだ。

2時間あまり奮闘し、クルマにもどって、エアコンの冷気で体を冷やしていたら、軽い頭痛に襲われた。熱中症の初期症状かもしれない。
撮影ポイントの地形は、山麓の「谷地(やち)」といえるような窪地なので、風がなく、熱だまりといっていいような条件の場所だった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シュレーゲルアオガエルをご... | トップ | 野草知らず »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Blog & Photo」カテゴリの最新記事