![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/74/1fb5461c84aaa0ede370a60be507ab0c.jpg)
ふう~、暑かった。
おでこのあたりから汗が流れ、眼に入る。日向にいるのは、わたしにとっては1時間が限界・・・。もう中旬になるというのに、最高気温34℃は、どう考えても異常な高温である。
――といいつつ、昨日は高崎市にあるN湖小湿原へクルマを走らせてみた。
N湖は榛名山麓にある人工の湖で、自宅からはわりあいに近い、昆虫などの撮影ポイントだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/e2/09ee0cc0adc8c6fcc596c93216c1e77b.jpg)
トップにあげたのは、このあいだからさがしていたウラナミシジミ。
表はこんな感じ。
その名の通り「裏」の翅模様に特徴があり、9月になると、群馬に姿をあらわすチョウとして知られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/2d/87c6ef1bf23ab8927ab63a92a2ca3d61.jpg)
つぎはウラギンシジミ。
ここにあげたのは♂。♀は色がグレーで、テリトリー行動が活発な♂と比べ、見かけるチャンスは少ない。わが家の庭に姿をあらわすことがあるが、今年はまだあらわれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/72/3e5b6719a82c4af69575702a0c0ae3c1.jpg)
そしてつぎは、問題の一枚。
オナガアゲハの可能性があると考えるのけれど、どんなものだろう。
クロアゲハとはこれまでずいぶん遭遇の機会があった。しかし、もしオナガアゲハだとすれば、はじめての撮影となる(^_^)/~ 直射日光のあたる土手の上には姿を見せず、川に身を乗り出すようにして、かろうじて撮影。
カメラ2台を出動させた甲斐があった。
(※マイミクさくらいさん、similisさんのご指摘で、このチョウをカラスアゲハに訂正いたします)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/46/6c7b61e4f67e84d3698788e0083e4f87.jpg)
ウラナミと同じように、この日の狙いが、このギンヤンマの交尾、産卵シーン。
いいショットとはいえないけれど、まずまずの一枚がなんとか撮れた。うっかりしていると、池ポチャとなる危険なショット(^^;)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/39/aaed9e7d864b6e72e1beb5a9cfa8d530.jpg)
またこちらは、なぞの一枚。蛾であることは間違いがないが、正体不明。
キタテハほどのサイズがあったが、ついに翅表のショットが撮れず仕舞だった(=_=)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/a2/c694c7c795e21a0282921920051a7c97.jpg)
そうしてこれ。
マニアからは「青い宝石」と呼ばれているオオセイボウという、吸蜜にやってきたハチの仲間。
オオセイボウは大青蜂という字をあてる。
ギラギラの陽ざしを反射し、メタリックブルーが輝いていた。過去にいっぺんだけ撮影したことがあったが、こんな場所、こんな日にめぐり逢えるとはね! 大漁、豊漁(^_^)/~
もくろみ以上の収穫があり、つい顔がほころんだ。
2時間あまり奮闘し、クルマにもどって、エアコンの冷気で体を冷やしていたら、軽い頭痛に襲われた。熱中症の初期症状かもしれない。
撮影ポイントの地形は、山麓の「谷地(やち)」といえるような窪地なので、風がなく、熱だまりといっていいような条件の場所だった。