二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

天地有情(ポエムNO.4-18)

2020年09月03日 | 俳句・短歌・詩集
   (2014年8月 高崎市)



猫が道端で大あくびしている。
生きているのに飽きた というわけでもあるまいに。

天地有情の夕まぐれ。
だれかさんのマスクのひんまがった白が

チョウとなってひらひら飛んでゆく。
と思ったら

なあんだ なんだ
ゴーヤの花にやってきたモンシロチョウ。

お尻の大きいおばちゃんたちのお悩み相談会も開催中。
ああ 天地有情というやつか?



※ 不要かもしれない註
《考えて見れば、天地万物が本来有情であるからこそ自然の一部である我
われ人間もまた有情なのである。
花鳥諷詠を突き詰めると天地有情ということに帰着する。》
ほんとかウソか、高浜虚子がそういっているそうであります(笑)。

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