わたしは、女性と子どもが大好き。
実際にもそうなのだが、ここでは「被写体として」と限定しよう。
若い男子もおもしろいが、まあ、普通の意味で、女性や子どもほど、
被写体としては魅力を感じない。
表情が豊か。
感情が表に出ていて、服装にライフスタイルのようなものがあって、
一枚の写真から、いろいろなストーリーをみちびき出すことができる。
男性とは、こういった女性や子どものために存在している、あるいは、存在させられているのではないか?
そんなふうに思われることがある(^^;)
基本的に、タレントや有名人には、興味がない。
無名であること。
普通の人であること。
だから、モデルさんのような、プロの被写体にも、ほとんど興味がない。
セクシーなグラビアアイドルやレースクイーンなど眼中にないといえばウソになるけれど(一応、男性として)、まあ、自分で撮りたいとおもったことはないといっていいだろう。
普通の人であること・・・とはなんだろう?
mixiアルバムから、テキトーに何枚かピックアップしてみよう。
自分でいうのはへんだが、これらの写真は、いま見返してもおもしろい。
しばらく時間をおいて、また見たくなる。
しばらくして、また。
世捨て人のように生活したいといっているくせに、一方では、人間に惹かれている。
女性や子どものために、あるいは自分自身の孫ができたら、その子のために、生活の一部を捧げたい・・・と思っている。この矛盾!
ブッダは家族をすてた。
兼好もそうだったろう。
しかし、人とのつながりを、すべて断ち切ったわけではない。
なにげないスナップ・ショットこそ、写真の究極の表現力で、これは人間が手に入れた第三の眼だと、わたしは若いころから考えてきた。
一介のアマチュアとして、写真生活およそ四十年。
写真への情熱はなんどか衰えたり、燃えさかったりしたが、SNSやブログをはじめて、
いささか「お手軽」ながら、発表の場を得たことで、この三、四年は、また写真への意欲のようなものが復活している。
トップにあげた一枚は、以前も日記にアップした、「女性四代」が写りこんでいる、わたしのお気に入りの一枚。