二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

Rainy day

2014年05月21日 | Blog & Photo
遠くへいこうかな・・・と考えていたら、昨晩から激しい雨。 長野の善光寺周辺をネットで調べてあった。 いましばらくすると、関東では梅雨入りとなるか、梅雨入りしないまでも、雨の日が多くなる。 やむをえず、本屋さんまわりをして、丸谷才一さんの著書などを仕入れてきた。 しばらく読めず、遠ざかっていた小説や文芸批評に、少しずつ関心がもどっている。 あいにく雨が上がったのは、3時を過ぎてから。 1.「助手 . . . 本文を読む
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色と形、ボケにこだわる

2014年05月20日 | Blog & Photo
わたしは花の写真が苦手。 ずっとそういう意識につきまとわれている。 だからなのか、ほかに理由があるのか、よくはわからないのだけれど、花はストレートに、図鑑的に撮っていることが多い。 じっさいに、何冊もの図鑑をもっている。が、めったに開かないなあ・・・とくに最近は。 ものごころついたころから、わが家は小さな兼業農家だった。屋敷つづきの裏の畑をふくめると、500坪あまりの敷地があって、野菜や四季折々 . . . 本文を読む
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撮った写真と再会する愉しみ

2014年05月18日 | Blog & Photo
今年は二眼レフはお花見でにぎわう前橋M公園からのスタートとなった。 http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000089928117&owner_id=4279073 そしてつぎが、GWの桐生、足利散歩。 昨年に比較すると、出番がかなりへっているが、時間的、金銭的な負担がその主な原因で、わたしが、二眼レフの撮影に飽きてきた・・・ということでは . . . 本文を読む
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視神経の覚醒

2014年05月16日 | Blog & Photo
あるところで、田中長徳さんが、つぎのように述べている。 《視神経の覚醒はまず歩行から始まる。歩くことは自己認識の手段であると同時にこの世界を体験することだ。 あたしの通常の街撮りでは10~20キロを歩く。これを知って「健康にいいですね」と言う人がいる。高齢者の健康法だと思っているのだ。笑止である。》 (雑誌「カメラマガジン」2014年2月号より) 最後のひとこと、めずらしく田中さんの語気が鋭い . . . 本文を読む
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びんカンな風景

2014年05月13日 | Blog & Photo
おかしなタイトルだけれど、びんカンな風景とは、 敏感ではなく、壜と缶のことv(^∀^*) 2013年7月14日に「花とあきビン」という日記=blogを書いた。 mixi:http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1907122600&owner_id=4279073 goo:http://blog.goo.ne.jp/nikonhp/e/210c705ff6d0cee3a . . . 本文を読む
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「内と外」の境界線

2014年05月11日 | Blog & Photo
眼はこころの窓・・・といういい方がある。 眼を見ていると、その人がこころの中で、なにを感じ、考えているのかがわかる。 心理学者はきっと、クライアントの眼から、じつにたくさんのものを読み取るのだろう。 人の眼をヒタと見つめて話す人があるかとおもうと、その逆に、めったに眼をあわせずに話す人がある。 街歩きをしながら、なにか視線を感じて振り返ると、看板やポスターの中の人物が、こっちを見つめて微笑んでい . . . 本文を読む
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消えゆく街の記憶 ~本庄・深谷編

2014年05月09日 | Blog & Photo
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。」 これはあまりにも有名な川端康成「雪国」の冒頭。 本書は残酷な美の探求者である作者がつむぎ出した、ある種の反ユートピア小説である。 リアリズムに裏付けられた語り口をもってはいるけれど、いま読み返すと、周到に仮構された幻想小説的な味わいがひそんでいる・・・と、わたしは推測している。 あくまでも「片腕」や「眠れる . . . 本文を読む
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桐生・足利への小さな旅 2014

2014年05月07日 | Blog & Photo
皆さん、GWはどうお過ごしになったのだろう。 わたしは郷土や郷土の周辺で、カメラを数台もって街撮り三昧に明け暮れた。 5月3日群馬県桐生市 5月4日栃木県足利市 5月5日群馬県前橋市 5月6日埼玉県本庄市、深谷市 GW中、後半の4日間がお休み。 例年の行事とはいえ、高速道路や有名な観光地は行楽客で大渋滞。 渋滞や人ごみに巻き込まれるのがいやなので、この数年はGW中の遠出はしないことにしている。 . . . 本文を読む
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