近代の文学を読むことは、わたしの非常な愉しみに属する。
ここで近代というのは、明治の後半、夏目漱石が「吾輩は猫である」(1905年明治38)や「坊ちゃん」(1906年明治39)によって文壇に登場してきた、そのあたりから以降となる。
日露戦争が1905年(明治38)であるから、ほぼ軌を一にしている現象と世相は、じつになんとも興味深いものがある。
それ以前にも小説は書かれているが、読むにはかなりの忍耐 . . . 本文を読む
しばらくmixiから遠ざかっていた。
ほとんど撮影ができなかったのがその一因だろうけれど、われながら「もしかしてこのままmixiからフェイドアウトか・・・」と思わぬでもなかった(^^;)
猛暑にめげている。しかし、それだけではない。
日記やつぶやきを頻繁にアップしていると「ため」がとれないのだ。
内容が小粒になって、ますます断片化していく。こんなにぺらぺらでどうする・・・という反省がある。小説を二 . . . 本文を読む
そうか、マンガ表現の開拓者として知られるつげ義春は大変なカメラマニアでもあったのか。
昨日本屋の散歩で「苦節十年・旅籠の思い出」(ちくま文庫)を衝動買い!
松岡正剛さんは「つげ義春は川崎長太郎である」といっている。
この人の周辺を少し歩いてみよう♪ 貧乏話、旅、カメラ、幻覚と夢想・・・異次元ともいえるような特異な世界への入口がある。あ!?
なんでいままで関心をもたずにきたのだろう。ふ~む♪
. . . 本文を読む
読む前からこんなに興奮するのははじめてかも。
なにが・・・って、高見順の「如何なる星の下に」という小説のこと。
どこからどう糸をたぐってこの本にたどり着いたのか、もうよく覚えていない。
講談社文芸文庫の一覧を、ああだこうだ眺めていて、へええ、高見順って作家がいたな・・・と思い出した。
講談社文芸文庫には欲しい本が十冊かそれ以上あるのだけれど、お値段が高い。
文庫本でおよそ1500円はするから、おい . . . 本文を読む
日本列島、広範囲に猛暑となっているようですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?
この1-2年ずっと減少傾向がつづいている日記、つぶやき、フォトのアップ率が、猛暑に入ってから、ますます少なくなっているような気がします(^^;)
昨日、今日連休をとって、わたしは家でぐだぐだしています。
このところ、ヒマがあると、撮影には出ないで、本屋さんめぐりが多くなっています。
街撮りに出かけたいのですが、この猛 . . . 本文を読む
以前も少しだけふれたことはあるが、芥川賞作家、西村賢太の小説を、正面切って論じたことがなかった。彼の初の長編小説「疒(やまいだれ)の歌」を読みおえたが、いまでもその感想をどのようにつづるべきか、迷っている。
「近ごろの小説はさっぱりおもしろくない。とくに評価が高い村上春樹なんて、どこがいいのか? あんたは何人なんだ、日本人じゃないだろう。そういいたくなる。ほかにいい作家はいないのかね . . . 本文を読む
(先ごろ売買によって手に入れた土地でつぎのものを拾得したのでリストを作成します。
所在地は群馬県前橋市、面積302.09㎡、地勢平坦、地目は宅地。
わたしは“捨て値”といえるような安い代価でここを手に入れました。二十年まえまで、ここには家屋があったといいます。しかし、つぎの拾得物からいったいどのような家族像、人物像をみちびき出したらいいのでしょう?)
使い古したハンカチ 一枚。
疵があるとはいえ . . . 本文を読む
https://www.google.co.jp/search?q=%E6%96%87%E5%AD%A6%E5%85%A8%E9%9B%86&espv=2&biw=1097&bih=555&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=0CCkQsARqFQoTCLWK1ua8iccCFQSalAodAp8GSg
ここを見て、いささかびっくり!
へええ、ひとくちに「文学 . . . 本文を読む
気温が三十四度 五度を超えるような猛暑となると
スイカが食べたくなる。
スイカ味のジュースとか スイカアイスとか
そういう偽物じゃなくて
よく冷やしたスイカ あの三日月型に切りわけた果物に
きみは大口をあけてかぶりつく。
果汁をたらさずに食べきるのは多少のコツがいる。
タネを上手に吐き出す むろん上品に手のひらで受け止めたっていいけれど。
お作法や流儀は決まっていない タネごと呑み込んでも
だ . . . 本文を読む
記憶に残る一枚(34)は、2012年6月14日、埼玉県熊谷市で撮影。
右にいるステキな笑顔のおばあちゃんは八百屋さん。左の女性はそこの常連さん。「この場所で記念写真撮らせて下さい」とお願いしたら快諾をいただいた。わたしがポーズをつけたのではない。
石原裕次郎の大ファン♪
裕次郎のポスターがたくさん貼ってあるお店の中へ入らせていただき、ほかにも数枚撮影した。
ほの暗いよどんだようななつかしい時間の . . . 本文を読む