歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

銀の勢いと中東動乱・Hockey stick curve

2013年08月25日 16時47分13秒 | 金融・経済


前回の予測は見事に外れました。小さな波の調整は、中東の動乱で簡単に打ち消されました。
しかし、小さな調整は有りました。言い訳として、そのまま上がる可能性も青線で
書きましたが、大きな調整を書いたのは、自分の感情=期待が入った為です。

この様な小さな波では、とりあえず仕込むのが大切でしょう。何しろ2~3年後は500㌦/㌉
を目指しているのですから。次の調整の予想も書きましたが、あくまで参考にして下さい。
30ドル前後での調整が予想されますが。中東の動乱が酷くなれば、調整も小さくなると
思いますので、あまり調整で価格が下がる事は期待しないのが良いでしょう。

この調整があり得るのは、そろそろ夏休みが終わり、プロのトレーダーが休暇から戻り、
ゲームが本格化すると予想される為です。何れにしろ、どんどん購入し、後は数か月
見ないのが良いと思います。又は株の暴落まではほっておくのも
一つのやり方でしょう。それでも10倍以上の儲けはあり得ます。
              
中東の内戦は広がり、それが呼ぶ価格の暴騰は今からが本番です。前も云いましたが、米の
戦略の基本は、中東に長期の混乱を招き疲弊させて、米国に楯突く国家が現れないように
するのがその戦略です。これは米の民間のシンクタンクが語った国家の方針です。

             
やや大きな調整で波乗りをしたいなら、前回の頂点での価格まで待って、つまり50ドル前後
から始まると思われる調整なら、下がる程度が強く、波乗りの訓練になると思います。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何故銀なのか・Sell Gold ,Buy Silver・再度の検討

2013年08月25日 10時16分42秒 | 金融・経済

以前にGOLD/SILVER の予測を書きました。G/S比率は70前後まで上がり、最後はつまり今回の
暴騰の時点で、15前後まで下がると書きました。今回はその途中経過を検討してみます。
何故銀なのかまだ納得しない人もいるでしょうから、再度書きます。

1971年のニクソンショック後、世界は経済環境が激変したと書きました。貴金属はその貨幣の
番人から、単なる商品へと格下げしたのです。これを理解しないと、金は紙の紙幣よりも価値
が有るからとか、ドルの価値を維持するためにはゴールドの価格を下げる必要が有るとか、
FRBがドルを垂れ流して世界にインフレを齎したので、今後は金本位制が復活するべき
とかの、期待を込めての金の価格の予想に成り、間違いの元となります。

金は市場に委ねられた1商品なのです。それは市場に委ねられ民営化された国鉄→JRや
民営化された郵便局等と同じ運命なのです。従って金融帝国が元気な内は
その民営化=商品化に変化は起こらないと予想されます。

1971年国家の束縛から解け放たれたゴールドが、その価格のサイクルを造り始めてから、
2013年現在の波動は、そのサイクルⅢ波の途中で有る事は見てきました。何事も
サイクルを完成しない事には崩壊しません。言い換えれば、今回のサイクルⅢの
一段下の波動、先ず、プライマリ―波の第⑤波が完成するのが先です。

その波の完成は2016~2017年前後が予想されます。それでも波動の完成は、サイクル
第Ⅲが終わったのみであり、最後のサイクルⅤを完成しない事にはその暴落もあり得ません。
つまり次回の不景気である、2029年~2046年がサイクルⅤを造る時期ですから、
それまでは、価格は原則として上昇の過程で有るのです。その後は波動の理論に
よれば、つまりサイクルⅤの後は大暴落となりますから、その時にはゴールド
の市場化の中止、つまり国家の再度の統制が起こる事が予想されます。

その時は正に、2046年からの米英の資本主義の崩壊の過程ですから、多分英米でのゴールド
取引は1971年以前の様に国家の統制が予想されます。表現を変えれば、金本位制は
2046年までは起こりえないのです。これが波動による予測です。

2029年の世界的株価の崩壊、英米では資本主義の崩壊が始まれば、最後の貴金属の奪い合いが
世界的規模で起こると予想されます。前回予測した世界的市民戦争です。前回はその時の
金価格の予想は7万ドルとしましたが、金の第5番目の波は強力な暴騰を起こす事が
あり得ますから、その倍の価格も考慮する必要もあります。

つまり、金価格=14万ドル/1㌉もあり得ると言う事です。これは自動的に世界の国は紙幣を
垂れ流しているとの予想にも成ります。同時に大混乱=世界的市民戦争をも予想します。


            
             儲けから見たら銀
            
今回のG/Sの比率は、図から67で折り返しているのが見えます。多分このまま下がっていくと
予想します。前回の予想の70までは届きませんでしたが、上がってから下がるであろうと言う
予測は当たっていると言う事に成ります。3の差は許せる誤差の内でしょう。
            
更に上図から、1980年前後の貴金属の暴騰時はG/S比は15前後まで下がったのが見て取れます。
今回の暴騰時もその比率になると予想されます。つまり比が≒60前後から≒15前後に下がると
言う事は、今後は、相対的に銀の上昇の勢いが4倍である事を意味します。
                
つまり銀に今投資すれば最後の暴騰時は、ゴールドのリターンに比して銀はその4倍のリターンが
予想されと言う事です。100万円投資して、例えば金が400万円になったとしたら、
銀は400x4=1600万円のリターンが予測されます。当然銀が魅力でしょう。
               
但し大投資家にとっては、銀の市場は規模が金市場よりも小さので、売買には少し難が有ります。
つまり変動しやすと言う事です。しかしそれでも銀の生産量は金の10倍近くあると言われますから
最後は金の15分の1まで上がった価格のお蔭で、銀と金の総市場資産は同程度になります。

銀はその変動が激しいと言う事は、逆にその変動の差額を儲けられる人には、最高の波乗りです。
波乗りが上手であれば・・という前提ですが。






コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする