歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

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国民に十分な栄養を提供できない社会の問題点

2014年05月02日 16時29分04秒 | 栄養学
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/medical_issues/?1398998139

<くる病>乳幼児に増える 母乳、日光浴不足、食事が要因                    毎日新聞 5月2日(金)11時1分配信

重度のO脚でくる病と診断された男児=北中幸子准教授提供
 栄養不足の時代に多かった乳幼児の「くる病」が最近、増えている。紫外線対策の普及や母乳栄養の推進などが複合的に関係しているという。専門医は「くる病は母乳で育っている子どもに多く、特に注意してほしい」と呼びかける。

 くる病は、ビタミンDが極端に不足することで血中のカルシウム濃度が下がり、骨の変形や成長障害などを引き起こす。歩き始める1歳以降、足に負荷がかかってO脚になりやすい。

 東京大大学院の北中幸子准教授(小児医学)によると、1990年代はほとんどみられなかったが、2000年ごろから学会報告が目立ち始め、最近は臨床現場で珍しくなくなった。東大病院ではこの10年ほどで、診断したり他施設からの相談を受けたりしたケースが約100件に上る。

 ビタミンDが欠乏している乳幼児の増加の3大要因は、母乳栄養の推進▽日光浴不足▽偏った食事--という。母乳は赤ちゃんに大切な免疫物質が含まれるなど利点が多いものの、ビタミンDは人工乳に比べて極めて少ない。また、ビタミンDは太陽の光にあたると体内で作られるが、皮膚がんやしみ・しわ予防の観点から紫外線対策が普及したことも影響している。

 食物アレルギーでビタミンDを多く含む卵や魚などを取るのを制限している場合もあり、こうした要因が重なると発症しやすい。

 北中准教授は「世界的にもビタミンD欠乏症が増えている。予防策として、特に母乳で育てている子には、日焼けしない程度に日光浴させたり離乳食で魚を取らせたりしてほしい」と話す。

 日本小児内分泌学会は昨年、診断の手引きを作成した。血中ビタミンD(25OHD)濃度の測定や膝関節のエックス線画像などで診断するが、25OHDの測定は保険適用になっていないなどの課題もある。【下桐実雅子】

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● 母乳にVDが少ないとは、つまり大人の問題です。2000年から増えたとしているのは、
  多分バブル崩壊による貧困化も関与しているのでしょう。

● 昔は北欧でもクル病が多かったと言う。それを牛乳にVD添加を法律で義務付ける事で
  解決しています
。骨の発育はおかしくなるのは、健康上ゆゆしき問題です。
  VDは骨のみでなく、免疫などにも関係していますから、非常に大切です

● 日本でも北欧の様な対策が必要でしょう。日本人が良く食べるもの等に添加を義務
  付けて不足を解消するとの方法も良いでしょう。例えば醤油や味噌などに
  添加するとかはどうでしょう?そうすれば特に考えなくても摂取出来ます。

● 又は妊娠した女性に、1年分のVDを、国家が無料であげるのはどうでしょうか?

● そうすれば、韓国や中国にも、小日本として馬鹿にされることもないでしょう。
  北欧の人が背が高いのは、食事の内容にもよりますが、牛乳のVD添加が
  十分関与しています。北欧式が栄養学的には安上がりなのです


● 国民に十分な動物性たんぱく質を提供できず、その上クル病とは、恥を知るべきです。
  誰が恥を? 勿論政治家と食を預かる農協です。

● わずかな費用でVDは添加できるのです。これでスラッとした背の高い日本人は
  世界中からモテモテで、人口増加にも役立ちます

● 性悪の民族が増えては、世界にとって、大迷惑です。

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● 小日本又は小人の国・日本の誤解をとる必要が有ります。





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細菌のカタストロフィー・凶悪化

2014年05月02日 12時17分41秒 | 感染症
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140416004

無害の細菌が急速に“人食い”へ進化
       Susan Brink  for National Geographic News April 17, 2014
 

 何十年分もの蓄積された細菌のサンプルを調査することで、無害な微生物がどのようにして壊死性筋膜炎、いわゆる人食いバクテリア感染症を引き起こす致死性の病原体へと進化するのかが突き止められた

 3600株以上の細菌の遺伝子配列を解析した結果、急速に広がり人体の軟組織を破壊する異常な病原菌がたった4段階で作られたことが分かった。

 壊死性筋膜炎を引き起こす細菌にはいくつかのタイプがあるが、最も一般的なのがA群レンサ(連鎖)球菌(Streptococcus属細菌)だ。

国際チームの研究者たちは、1920年代という早い時期から蓄積されてきたサンプルを使用して、A群レンサ球菌類のゲノム配列を決定した。それらの配列データから、過去のある時期に

A群レンサ球菌がウイルスに感染し、その後すぐまた別のウイルスに感染したことが明らかになった。いずれの感染でもウイルスの遺伝子がレンサ球菌に取り込まれ、その遺伝子によってA群レンサ球菌はより病気を引き起こしやすい性質へと変化した

3番目の出来事は突然変異だ。この微生物のゲノム中の一文字が変化することで、さらに毒性が強くなった」と語るのは、この研究の主著者ジェームズ・マッサー(James Musser)氏、テキサス州にあるヒューストンメソジスト研究所のヒト感染症分子・橋渡し研究センター(Center for Molecular and Translational Human Infectious Diseases Research)の所長だ。この突然変異はおそらく、1960年代後半に起こっただろうと考えられている。

 そして1980年代初期に、レンサ球菌はまた別の外来DNA断片を獲得した。このDNAには、壊死性筋膜炎の最悪の効果をもたらす2つの毒素の遺伝情報が含まれていた。「ここで私たちは、ヒトでの感染力が増強し、より深刻な病状を引き起こすようになった病原株と本格的に付き合い始めることになった」とマッサー氏は述べる。

◆答えに導いた長期にわたる研究の蓄積

 今回の研究を実施することができたのは、各国の協力者たちが先見の明をもって、包括的なこの種の細菌サンプルを何十年にもわたって保存してきたからだ。この蓄積により、時間を追ってこの微生物がどのように進化したのかを研究することが可能になった。

 マッサー氏が人食いバクテリア感染症に興味を持ったのは、操り人形師のジム・ヘンソンが1990年にこの感染症で死去したことがきっかけだった。その当時、細菌の集団遺伝学という新しい研究分野はまだ始まったばかりだった。「私は25年近くもこの研究に取りつかれてきた」とマッサー氏は語る。

 米国疾病予防管理センター(CDC)によると、近年アメリカでは毎年650~800人が人食いバクテリアに感染しているという。この細菌は、筋肉、神経、脂肪、血管などを取り囲む膜層や結合組織に感染する。細菌が作る毒素は感染した組織を破壊し、壊死させる。

 免疫力の強い健康な人が清潔を心がけ、切り傷やすり傷、虫さされによる傷口をきちんと処置していれば、通常この細菌は撃退することができる。しかし免疫力が弱っている人や、糖尿病や腎臓病、癌(がん)などにかかっている人は感染しやすい。

 ジャクリーン・ロムリー(Jacqueline Roemmele)さんもそんな不運に襲われた一人だ。1994年に帝王切開で双子を出産後、この細菌に感染した。「それが何か分かる前に、看護師さんたちの手の中に肉が崩れ落ちたんです」とロムリーさんは語る。ロムリーさんは生還し、ドナ・バドーフ(Donna Batdorff)さんと一緒に米国立壊死性筋膜炎財団(National Necrotizing Fasciitis Foundation)を立ち上げた。

 壊死性筋膜炎の予防法や治療法を発見するためにすべきことは、まだまだたくさんある。しかし今回の研究で示されているように、世界的な流行を招く分子的な変化が起こるタイミングの解析は、致死性感染症発生の監視や予測に役立つだろう。

 今回の研究結果は4月14日に「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌で報告された。

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● カタストロフィーは、宇宙のブラックホールの様な物から、株の大崩壊、突然の
  竜巻や台風などの日常的にみられるものまで現実に観る事が出来ます


● 日常から非日常への突然の変化とも言えます。突然の病気による死も、人間の
  肉体にはカタストロフィーでしょう。

● 抗生物質に効かない細菌も、人食いバクテリアも、細菌の遺伝子の世界の
  カタストロフィー
とも言えます。

● 微生物の世界では、遺伝子のやり取りは頻繁に起こっていると言われます。
  つまり、良性の細菌が突然悪性の細菌に変わりうるのです。

● 従って抗生物質に効かない細菌は、人間が造った可能性もあるのです。抗生物質を
  投与するときに、腸内の細菌のバランスが崩れて、よく下痢が起こります。

● それを防ぐために、多くの抗生物質に耐性のある乳酸菌を作ったのです。つまり、
  抗生物質投与と同時に、その多剤耐性の乳酸菌も同時に処方したのです。

● 抗生物質売りたさに、企業が行った行為です。一方医師も、“好意で”その乳酸菌を
  投与して、なるべく下痢が起こらないようにと、毎回その乳酸菌を処方した
  のです。正に好意が仇となったのです。

● それが抗生物質に効かない細菌が急激に世界に増えたとは言えないでしょうか?

● 除草剤に負けない、農産物も同様です。既にその除草剤耐性の遺伝子は、雑草に
  広がっていると言われています
。そうすると将来は、除草剤があまり役に立たない
  事態も想像できます。

● 人間でさえも、戦争で民族浄化と称して、他国に遺伝子の注入を行っているのです。
  遺伝子は,ウイルス・細菌だろうが、植物だろうが、動物だろうが、何処にも
  移動できるのです。正にDNAの勝手でしょう・・・”

● このような病気の様なカタストロフィーは、微小な世界の出来事ですから、我々には
  原則として関知が出来ないのです。

● 従って、日常の行為が大切な、サバイバルに繋がるのです。酸っぱい酸性の果物や
  酢の物やニンニクや玉ねぎやスパイス等の強力フィトンチドで口内細菌を殺し
  て、体内に入らないようにとの工夫は大切です


● 成人病と口内細菌が関係するデータは、沢山あります。つまり、病は口からとも言えます。

● 勿論ウイルスを含めた微生物の侵入口は、呼吸器、肛門,性器、傷といろいろあります
  が、先ずは日常の食事を気を付けることから始めましょう。大企業や病院に頼り過ぎた
  現代の資本主義の問題点
がここにあります。先祖の知恵を活用しましょう。

● 温故知新は何時の時代も、正解なのです


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食物連鎖と生物濃縮と体内被曝とデトックス

2014年05月02日 07時53分59秒 | 自然災害
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2426.html
 
オレゴン大学がアメリカのオレゴン州で捕獲されたマグロのデータを調査してみたところ、福島原発事故後にマグロの放射線量が平均で3倍も上昇していることが分かりました。年齢別に見てみると、3歳以下のマグロでは殆ど放射性物質が発見されなかったのに対して、4歳以上のマグロからは高い頻度で放射性物質が発見されたとのことです

これは年齢が高いほど長距離を泳いでいたからだと考えられ、時間が経過すればするほど、更に多くのマグロが汚染される事になるでしょう。

アメリカの報道記事によると、福島原発から放出された放射能のプルームは太平洋を横断して、先月に北米の一部と接触したようです。昨年辺りから東日本大震災で発生した大きなガレキが北米にも流れ着いていたので、放射能の塊がアメリカに到着していたとしても不思議ではありません。
今のところ、米国政府の基準値を超えたマグロは無いようですが、汚染を改善する手段が無いことから、基準値を超えるマグロが発見されるのは時間の問題です。


☆魚のルートと海洋汚染
URL http://gazou.gundari.info/images-2ch/3bf59bd3.jpg

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        ★ 食物連鎖。wikipedia から

生物は同種、他種を問わず、様々な形で自分以外の生物個体を利用して生きている。その中で最も典型的に見られる利用法が他者の捕食である。

陸上の生物には、草の葉をバッタが食べる→バッタをカマキリが食べる→カマキリを小鳥が食べる→小鳥をタカが食べる…… といった生物間のつながりがある。 水中でも同じように、たとえば海では、植物プランクトン→動物プランクトン→イワシ→イカ→アシカ→シャチ…… などのつながりがある。

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    ★ 生物濃縮  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ピラミッドの上位で濃縮されるイメージ生物濃縮(せいぶつのうしゅく)は、ある種の化学物質が生態系での食物連鎖を経て生物体内に濃縮されてゆく現象をいう。生態濃縮、生体濃縮(せいたいのうしゅく)ともいう。

疎水性が高く、代謝を受けにくい化学物質は、尿などとして体外に排出される割合が低いために、生物体内の脂質中などに蓄積されていく傾向がある。特定の化学物質を含んだ生物を多量に摂取する捕食者では、さらに体内での物質濃度が上昇する。食物連鎖の過程を繰り返すうち、上位捕食者ほど体内での対象化学物質濃度が上昇する。

生物濃縮に類似して生物蓄積の用語があり、英語の Bioaccumulation の訳語とすることがある。これは生物蓄積が、有害物質が水などの環境媒体から生物体内へ濃縮される過程(生物濃縮・Bioconcentration )と食物連鎖により増強される過程( Biomagnification )とを合わせたものであるためである。

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     ★ 放射性物質の体内濃縮の仕組みと体内被曝とその悪循環
http://pmlgw.misasa.okayama-u.ac.jp/?q=node/119

肺組織中の含鉄タンパク質小体へのラジウム蓄積
ラジウム蓄積によるホットスポット形成が局所的な内部被ばくを引き起こし、悪性中皮腫やほかの悪性腫瘍の原因となる


中皮腫を含む肺におけるさまざまな悪性腫瘍は、ある種の繊維や粒子による被ばくによって引き起こされるといわれているが、その発がんメカニズムはまだ十分に理解されていない。本研究では、

アスベスト小体(アスベスト繊維とそれに付着しているタンパク質)と含鉄タンパク質小体を、悪性中皮腫を発症した患者の肺から取り出し、地球物質科学的データ解析を行った結果、

肺に吸い込まれた鉄を含むアスベスト(茶石綿・青石綿)や鉄を含む粉塵、及び習慣的な喫煙が、鉄貯蔵タンパクであるフェリチンの形成と集合を促し、不溶性の含鉄タンパク質小体を肺中に作り出すことが明らかとなった。

この含鉄タンパク質小体(フェリチン-オキシ水酸化鉄)は特定の元素を選択的に吸着して肺中に固定する。特に、放射性元素であるラジウムの濃度が海水の数百万倍にも達することが明らかとなった

ラジウムとその娘核種による局所的かつ強力なα線被ばく(ホットスポット被ばく)は肺組織のDNAを損傷し、悪性中皮腫細胞を含むいろいろなタイプの腫瘍細胞を生じ、悪性中皮腫だけでなくさまざまながんの原因となっている可能性が高い。すなわち、がんの発生は、長期に渡る鉄に富む粒子の吸入とフェリチン-オキシ水酸化鉄の増加、肺中での含鉄タンパク質小体へのラジウムの蓄積によるものと考えられる。

Nakamura E., Makishima, A., Hagino, K., Okabe, K., Accumulation of radium in ferruginous protein bodies formed in lung tissue: association of resulting radiation hotspots with malignant mesothelioma and other malignancies, Proc. Japan Acad. Ser. B, 85, 229-239, 2009. Abstract (J-STAGE) 邦訳版(ISEI) Supplementary information (ISEI)

図2 ホットスポット肺内放射線被曝と悪性中皮腫・その他のがんの成因モデル


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● デトックスとは、体に有害な金属・重金属や放射性物質や環境ホルモン、同時にウイルス
  等を体内から積極的に排出する事を意味します。

● 勿論生体も生まれながらのデトックス能を持ちますが、環境汚染はその度を越して
  自然状態では最早十分対処できないのです。

● そこで登場するのが、デトックス作用のある野菜や薬用植物や有用な乳酸菌製剤 
  Caを含む有用ミネラル、更に薬等です。

● 汚染度の高い食べ物や環境を避ける事も必要ですが、有害物質やウイルスの体内濃縮
  や感染は、知らない間にやってきますから、日ごろからのデトックスが必要になります。









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