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ウクライナと貴金属と株価

2014年05月14日 19時09分17秒 | 戦争
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2014/05/post-3260_1.php

ウクライナ大統領選に迫る暗雲
         Ukraine's Focus Turns to Presidential Election

東部の住民投票が終わり、次の焦点は大統領選だが、懸念材料には事欠かない
2014年5月13日(火)14時51分
ダン・ペレシュク

内戦の果てに 5月25日の大統領選での国民の選択は? David Mdzinarishvili-Reuter
 重圧に押しつぶされそうになっている政府と、東部の分離独立を宣言した武装勢力と、変革とより良い生活を長く待ち望んできた国民──3者の運命は5月25日に迫ったウクライナ大統領選で決まる。おそらくこの国の歴史で最も重要な選挙になるだろう。

 ウクライナ政府にとって、この大統領選は政権の正当性を示し、国を安定化させることができるかの試金石になる。ただし、ロシア政府が介入してくれば、その目論見もつぶれるだろう。

 2月に親ロシア派のビクトル・ヤヌコビッチ前大統領が引きずり降ろされて以来、初めて全土で実施されるこの選挙は先が予測できない状況になっている。東部の分離独立派の暴力行為や、ロシア政府による妨害が懸念されるからだ。

 このため、大統領選を行うことが賢明なのか、あるいはそもそも予定どおりに行える可能性はあるのか、という懐疑的な見方が広がっている。

 選挙が断行されれば、東部と中央政府との対立が激化し、さらには選挙の正当性に疑念を呈すという攻撃材料をロシア政府に与えかねない。一方、選挙が中止されれば、ヤヌコビッチ後のウクライナ政府は国民の信任を得ていない、ということになる

 つまり、やってもやらなくてもバカをみる──ウクライナ政府はまさに苦境に立たされている。

東部は選挙に不参加?
 ウクライナ当局に言わせれば、選挙の準備は着々と進んでおり、自由で公正に行われるのは間違いないという。

 他方、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は先週、意外にもウクライナ大統領選の支持を表明した。

プーチンはまた、東部2州の分離独立派に対し、自治権の拡大を問う住民投票の延期も呼び掛けた(結局、投票は行われ、大半が自治権拡大に賛成した)。

 とはいえプーチンのこうした発言よりも先に、ロシア政府の高官たちは相次いでウクライナ大統領選を一蹴していた。そのためプーチンのウクライナ政府に対する軟化した態度が本心かどうかは疑わしい。

 さらに、ウクライナ東部は武装勢力に掌握されており、こうした地域で投票を行うのは不可能だ。

「ドネツク人民共和国」の樹立を一方的に宣言したドネツク州の分離独立派のリーダーは住民投票後、われわれはもう「独立国家」であるから大統領選には参加しないと語った。

 世論調査によれば、独立運動が激しいドネツク州やルガンスク州で必ず大統領選で票を投じると答えたのは、わずか22%だった(「おそらく」投票すると答えたのは20%)。

 もっとも、彼らが参加するしないにかかわらず、レースとしては面白みに欠ける大統領選になりそうだ。

 どの世論調査でもトップに立っているのは、無所属のペトロ・ポロシェンコ国会議員。チョコレートメーカーのロシェンを所有し、「チョコレート王」としても知られるポロシェンコは、親EU(欧州連合)派によるヤヌコビッチの解任を公に支持した唯一の富豪だ。その政治的な透明性やビジネスマンとしての手腕が、有権者に広く支持されている。

 12年までヤヌコビッチ政権下で経済相を務めていたり、大富豪を嫌うウクライナでポロシェンコが支持を集めているなんて予想外かもしれない。だが有権者の多くは過去を水に流しているようだ。

From GlobalPost.com特約

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● パラディウムは既に調整は終わり、去年の12月23日から最後の上昇波に
  突入しています。金も12月20日から、同様と思われます。

● 銀は波の形態がゆがみが多く、分析が困難ですが、前回の分析でも良いし、
  又遅くても今年の5月1日を調整の終了日と見ても良いと思います。
  プラチナも去年の12月19日が今の所は、底と考えています。

● 全体としては、ウクライナの危機=クーデターを演出した、親EU派の準備の
  情報を得たインサイダーの動きと一致します。

● 従って初期の商品価格の上昇の合図は、ウクライナ危機と言う事に成ります。
  前にも書いたように、何事にも開始の合図は有るのです。

● 問題はウクライナ問題だけで、2018~2021年まで続くと見られる、商品の暴騰を
  維持できるかどうかである。予想したように、あるゆる商品が暴騰すれば、
  例えば原油が今の5倍近く、更に小麦等の生活に密着した商品が
  暴騰すれば、ウクライナだけでは済まないでしょう


● いずれにしても、ウクライナ東部の問題は大統領選挙が終わっても、解決は直ぐには
  出来ないですから、少なくとも数年続く混乱を齎すでしょう。そして、
  商品価格が暴騰すれば、

● 貧しい国々での暴動や内乱、革命等があちこちで頻発すると予想できます。
  又は豊かな国でも、貧困層の蜂起が見られるでしょう。それは2039年前後に
  あると予想される、内戦型第三次大戦の、前哨戦ともいえると思います


● それは丁度、第一次大戦の前に、弱体化したオスマントルコへの欧米の侵略と
  今からちょうど100年前・1914年の第一次大戦が有ったようなものです。

● つまり、第二次大戦の前哨戦は、バルカン周囲のトルコへの侵略であり、
  第一次大戦のバルカンを発火点とする戦争
と言う事です。

● 今回は、中東から始まり、ウクライナ・東欧に拡大しての前哨戦が考えられます。更に
  内戦型第三次大戦と成れば、全世界に火の粉が飛び散ると言う事です。
  東欧から西洋へ、更に南北アメリカ大陸や、アフリカ・中国と
  その周辺まで飛ぶと言う事です


● このようにみると、今回の貴金属の動きはその開始と見る事が出来ますので、
  従って、基本的には5月末までは、つまり25日のウクライナの大統領選挙と
  5月27日の日銀の会合までは、今の基調が続くと予想できます


● つまり、円高の進行と株価の調整と貴金属の上昇です。5月27日の日銀の追加緩和を
  市場は要求すると言う事でしょう。
あくまでも予想ですから、

● いつもの様に、各自で判断と責任をとりましょう。

 

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カドニウム汚染と稲の品種改良・東大

2014年05月14日 14時52分44秒 | 栄養学
http://news.mynavi.jp/news/2012/02/29/032/

東大、従来の約4倍もカドミウムを高吸収する汚染土壌浄化用のイネを開発

イタイイタイ病の原因として知られるカドミウムは、人体への毒性が高い有害物質だ。農地が汚染されると作物が土壌中のカドミウムを吸収し、蓄積してしまう。このような作物由来の食品を摂取することによって、カドミウムは人体に取り込まれていく。食品からのカドミウム摂取量を減らすためには、作物のカドミウム量低減が求められているというわけだ。

研究グループは、作物のカドミウム量低減のために2つのアプローチから研究を進めたという。1つはカドミウム汚染土壌で栽培してもカドミウムを吸収しない「低カドミウム作物」の開発だ。もう1つが今回発表された、植物の力でカドミウム汚染土壌を浄化するための「カドミウム高吸収イネ」の開発である。土壌中のカドミウム濃度が下がれば、イネや野菜など農作物のカドミウム含量が低下し食の安全に貢献するというわけだ。

植物は土壌中から鉄、亜鉛、マンガンなど、自らの生育に欠かせない栄養素を「トランスポーター(膜輸送体)」によって吸収し、必要とされる部位に送り込んでいる。トランスポーターは生体膜を横切って有機物や無機物イオンなどの物質輸送を行うために存在する膜タンパク質で、運ぶ物質はトランスポーターによってそれぞれ異なる。

カドミウムに汚染された農地では、土壌中のカドミウムを作物が吸収して蓄積してしまう。カドミウムは植物の生育には必要のないものだが、鉄やマンガン、亜鉛など性質がよく似た栄養素のトランスポーターによって吸収されてしまうと考えられている

カドミウムを蓄積した作物由来の食品を摂取することによって、人体に取り込まれてしまう。特に日本人の場合、喫煙などを除けばカドミウム摂取量の約半分がコメに由来する。

カドミウムを含む食品を長期間摂取することによる健康被害リスクを軽減するため、食品中のカドミウム濃度の国際基準値がコーデックス委員会(FAO/WHO合同食品規格委員会)において決定された。それを受けて、2011年2月に日本の食品衛生法が改正され、コメの規制値はそれまでの1mg kg-1未満からさらに厳しい0.4mg kg-1以下に引き下げられた次第だ。数年後には畑作物についても規制値が設定されるものと予想されている。

食品中のカドミウム含量を低減するためには、汚染土壌で栽培してもカドミウム集積量が少ない作物を開発すること、あるいは土壌のカドミウム濃度を下げることが重要なのは、前述した通りだ。今回発表されたのが、土壌からのカドミウム除去を目的にした「ファイトレメディエーション(植物の力を利用して環境を綺麗にすることで、ここでは植物に土壌中のカドミウムを吸収させ、地上部に蓄積したカドミウムを回収することによって汚染土壌を浄化すること)用イネ」である。

カドミウム汚染土壌の修復には、「客土」(土壌を入れ替える)、化学的洗浄法などがあり、高濃度に汚染された小面積の農地に対しては効果的だが、低い濃度のカドミウムで汚染された広大な面積の農地への適用は難しいのが現状だ。そこで、安価で広範囲に適用できる方法として登場したのが、植物にカドミウムを吸収させ地上部に蓄積したカドミウムを回収するファイトレメディエーションである。

農環研では、カドミウム高吸収品種のイネを用いたファイトレメディエーションが検討されてきた。既存のカドミウム高吸収品種を用いた圃場(ほじょう)試験では、高吸収品種イネを3回栽培した後の水田で栽培した食用イネの玄米中のカドミウム濃度が対照区に比べ約半分になっており、ファイトレメディエーションの有効性は実証済みだ。

イネは水田、畑作の双方で栽培可能であり、比較的低濃度のカドミウム汚染土壌からカドミウムを除去する作物として適している。また、イネは農家にとっては播種・施肥・栽培・収穫などの一貫した農業技術体系が既に確立している点も有利だ。

そうした点からも、ファイトレメディエーションをさらに効率的に行うためには、既存のイネのカドミウム吸収・蓄積能をさらに上回り、短期間で農用地からのカドミウム除去を行うことのできるカドミウム高吸収イネが求められてきたというわけである。

研究グループはイネにおけるカドミウムの吸収、地上部への輸送、蓄積、過剰耐性に関わる多数の遺伝子を明らかにしてきた。その中で、「OsNRAMP5」というイネの鉄とマンガンのトランスポーターがカドミウムの吸収と集積を決める最も重要なタンパク質であり、この遺伝子の発現を抑制することでイネ地上部のカドミウム量が増加することを発見した。

現在、最も高いカドミウム集積能を示すイネ品種「アンジャラダーン」を用いて、この遺伝子の発現を抑制したところ、地上部のカドミウム濃度がさらに高まり、約4倍となった。土壌からのカドミウム収奪量を高めるためにバイオマス(生体重)の大きい飼料用イネの「たちすがた」を用いても同様の効果が確認されている。

カドミウム集積能の高いイネの開発は、ファイトレメディエーションに要する期間を大幅に短縮し、作物のカドミウム含有量の低減が達成できる。また、OsNRAMP5による「低カドミウム米」の開発も可能だ。今回の研究成果は食の安全と日本人の健康に多大な貢献を果たすと、研究グループでは考えているとした。

なお、ここで用いられた研究手法と成果は、東日本大震災に伴う東電福島第一原発事故による放射性降下物の土壌汚染と食品汚染の問題解決に向けても重要な示唆を与えるものだ。放射性セシウムもカドミウムと同様に植物の生育には必要のないものだが、必須栄養素のトランスポーターによって吸収されると考えられるので、同じアプローチでの研究が可能だとしている。



画像1。ファイトレメディエーション用イネ(Ai-1~Ai-4)のカドミウム濃度。アンジャラダーン(WT)に比べ、約4倍以上のカドミウムを地上部に蓄積する


Cd低吸収稲の開発↓




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● 国家の責任で、早く全国に広げ、対処すべきである。



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有害金属・カドミウムの話

2014年05月14日 13時06分22秒 | 栄養学
http://atanaha-clinic.jp/blog/?cat=4

投稿日:2013年9月26日 作成者: clinic-blog

皆さま、こんにちは。

カドミウムと女の一生シリーズ(?)、これで最後です。

(カドミウム自体のネタはまだ続きそう〜(^_^;; )


最後は、母乳のカドミウム汚染に関する問題です。

母乳は子どもへのカドミウム暴露の経路のひとつとなります。


・北陸のとある県の母乳中カドミウム濃度の平均値は0.28 μg/L であり、カドミウム暴露量を示す尿中カドミウムと有意な正の相関を示した。

・上記の県での調査の尿中カドミウム濃度は1.00 μg/g Cr であり、ヨーロッパ諸国(平均尿中カドミウム濃度0.32 μg/gCr )より高いレベルであった。

(注:日本全体でも言えるかどうかは定かではありません)

・母乳中カドミウムは母乳中のカルシウムと有意な負の相関を認め、カドミウムの高い母乳は乳児の発育に重要なカルシウムが低い傾向にあることが示唆された。

(これは、母体の腎尿細管でのカルシウムの再吸収や骨代謝にカドミウムが影響しているため、と見られている)

このことは母乳を介してのカドミウム負荷が生ずるのみならず、カルシウム低下による児の成長への影響が起きる可能性を示唆する。



・一般環境においては、カドミウムの体内暴露量を反映する尿中カドミウムと年齢は正の相関を示し、食物やタバコを主な暴露源としたカドミウムが年齢と共に蓄積する。

・特に、鉄欠乏により腸管における鉄吸収が高まると、それに伴いカドミウムの吸収も高くなる。したがって鉄需要の高まった妊娠中の女性は、カドミウム暴露が増加するリスクが高いことが示唆されている。

・食習慣との関係では、スウェーデン女性を対象とした研究において、穀類や根菜類などの食物繊維や貝類の多い食事を摂る習慣のある女性は、通常の食事を摂っている女性に比べ、カドミウム体内蓄積量が多いことが報告されている。

・日本のデータでは、50名の妊婦について血中および尿中カドミウムと関連の深い食物および栄養素摂取習慣を検討したところ、総摂取エネルギーや脂肪の摂取が少ない女性の尿中および血中カドミウムは高く、特に、最近のカドミウム暴露も反映する血中カドミウムは蛋白摂取の少ない女性に高い傾向が認められた。

これらのことから、穀物や植物性食品の摂取が多く、肉類などの摂取の少ない、あるいはダイエット志向の妊娠女性はカドミウム暴露のリスクが高いと考えられ、妊娠に伴う蛋白質・鉄分・エネルギーの需要増大に見合った食事を摂ることが、母乳中のカドミウム濃度を上昇させないことにつながると考えられた

(*日本人におけるカドミウム摂取は、約40~60%強がコメ由来と言われています)



(「カドミウムの生殖毒性・次世代影響研究の現状と今後の課題」(西条ら、金医大誌)より)



まとめると、カドミウムを体内に取り入れないためには、



・蛋白質(この場合は動物性蛋白質)を十分に摂ること

・脂肪を適度に摂ること

・無理なダイエットをしないこと

・鉄や亜鉛などの必須ミネラルを十分に摂ること

・特に妊娠中は鉄欠乏にならないように気を付けること

・穀類・根菜類・貝類は摂りすぎないこと


ということですね。



やっと対策のところまで来ましたが。。

むーーーん

根菜類、もちろん健康にいい点もたくさんありますが、カドミウムという観点からすると気を付けたほうがいいということですね・・・

また、お米は一つの産地に固定せずに、いくつかの産地をローテーションして食べたほうがよいようです。

隠れ栄養失調になりやすい女性は気を付けたいですね。

特に蛋白質不足には注意した方がよさそうです。

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● 上記のブログは、総論と言う意味でCdの良い情報が得られます。

● ただ問題点は、治療ですが、医療機関ですので、薬=キレート剤による治療が
  書いてありますが、これは急性の救急でのみの治療と考えた方が良いでしょう。

● 自分で出来る治療は、いつも書いているようにコリアンダーが有ります。これに
  日本人に欠乏しがちな、必須ミネラル特にカルシウム、妊娠中は鉄なども、
  動物性たんぱく質と共に増やせば良いでしょう。

● コリアンダーは、毎日の食事に入れる事が大切ですが、入手方法は、

  ① スーパーでの購入。但し季節性が有ると思われます。
  ① 乾燥粉末コリアンダーの利用。これは健康食品店での輸入物が有ります。
  ① 自分で家庭菜園で栽培も可能。
  
  ① 値段を気にしない人は、ネットでORT-中国パセリと言う商品名の
    コリアンダーが買えます。これにORT-乳酸菌を免疫刺激剤と
    して内服すれば良いと思います。


● 但し物事には、その個人に合った適量が有りますから、更に詳しく知りたい人、
  体調がすぐれない人、病気が良くならない人、現在病気の人には
  前記で書いた、久留米市の㋔リング診療所での診療を勧めます。

● コリアンダーは、今心配の種である放射性物質も、勿論金属ですから、
  他の有害金属と同様にデトックス出来ます。論より経験。
  詳しくは、㋔リング医療の専門医に効くのが大切です。

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