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身分制度は武人時代の基本

2017年04月18日 02時22分56秒 | 戦争
★ http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/14/2017041401756.html

 【コラム】韓国社会の「新・士農工商」を打破せよ

▲宋義達(ソン・ウィダル)朝鮮Biz代表

 韓国人1人あたりの国民総所得(GNI)は昨年も2万ドル後半で、11年連続で2万-3万ドル(約220万-330万円)台にとどまった。ドイツや日本の突破までの期間(各5年)と比べると、2倍以上も長い低迷だ。一方、先週実施された9級公務員公開採用試験は17万人が受験、韓国政府樹立後、過去最多を記録した。経済を再生させる政治的リーダーシップは失われた状態にあり、中国が韓国を追い越す勢いは日に日に脅威になりつつある。

 そのためか「韓国の成長は頭打ちになった」という悲観論がささやかれている。しかし、韓国の指導者層の内面に深く根付いている「新・士農工商観念」を打破すれば、突破口が開ける可能性もある。

 朝鮮時代を連想させるこの考え方は、現代の「工商」層である「企業」の待遇にはっきり出ている。この1年間を見ても、創業者一族の経営者に対する「とにかく出国禁止」、何かあればすぐに行われる企業への家宅捜索、政界による強要を「わいろ」として企業になすり付けることなど、いろいろあった。その共通点は検事・判事・国会議員・博士・公務員など「士」による集団的けん制と規制だ。

 彼らの論理は「公務員試験や選挙などを経てきた我々エリートが権力を享受できるのはせいぜい5-10年だが、金持ちの親の下に生まれた創業者一族はずっと威張って暮らしている。我々の下の身分にある彼らを常に規制しなければ社会がうまくいかない」というものだ。

 国の意図的な市場介入や分配を正当化する「経済民主化論」と、ますます強固になる「規制共和国」はこうした枠組みによる必然的な産物だ。イーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、孫正義のような世界的企業家でも、韓国の社会構造の下では活躍どころか生き延びることすら難しいだろう。

宋義達(ソン・ウィダル)朝鮮Biz代表

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● このような思想が世の主流の時代を、封建時代(武人時代+知恵者の時代)というのです。
  これに対する時代を、民主主義的自由主義(富裕者の時代=近代資本主義)といいます。

● 従って、日本を含めた西欧先進資本主義国の国民とは、基本的に異なる発想です。
  これは支配階級の問題の問題のみならず、国民レベルでも同じです。

● この体制も資本主義体制と同様に寿命=270年がありますから、当分は変わり様がないのです。
  それどころか、疑似民主主義国家として生きてきた国民や支配階級には、自らの
   アイデンティティを求める動きが活発になるのです。

● 早い話が、中共や北朝鮮のような国に憧れて、最後その体制に近づくということです。
  段々と独裁の体制が出来上がり、狼の仮面が剥がれるのです。
  歴史が繰り返すとは、このようなことです。

● それを私は、共産主義革命がおこると表現しているのです。体制のアイデンティティは
  強力で、世界最強のUSAでも変えることは出来ない
のです。

● それを示す発言が、USAは北朝鮮の体制の崩壊を望んでいるのではない”という
  最近の言葉に集約されています。

● 将来は、むしろUSAでの共産主義革命が問題となるのです。可能性は大です。
コメント (2)
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