歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

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問題はいつ金正恩体制は崩壊するかです

2017年04月10日 15時01分41秒 | 戦争
★ http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM10H3B_Q7A410C1MM0000/?n_cid=NMAIL001

米が北朝鮮に圧力 国務長官、対抗措置を示唆
2017/4/10 10:27

 【ワシントン=永沢毅、ソウル=山田健一】トランプ米政権が北朝鮮への圧力を強めている。ティラーソン国務長官は9日の米テレビ番組で、先のシリアへの攻撃を引き合いに「国際合意に違反し他国への脅威になるなら、いずれかの時点で対抗措置をとる」と話し、国際合意に反してミサイル発射を繰り返す北朝鮮を強くけん制した。米海軍は8日、当初予定を変えて朝鮮半島周辺に向け原子力空母カール・ビンソンを派遣した。
 ティラーソン氏は9日、米ABCテレビなどに出演し、米のシリア攻撃を北朝鮮はどう受け止めるべきかと問われ「他国への脅威となるなら、対抗措置がとられるだろう」と述べ、北朝鮮への警告の意味があると示唆した。一方で「我々の目的は朝鮮半島の非核化と明確にしている」と強調し、一部で伝わる北朝鮮の体制転換が目的ではないとの考えを示した。
 同氏は先の米中首脳会談での協議にも触れ「緊張感は高まり、なんらかの対応をせざるを得ない状況だと(中国側は)はっきり理解したはずだ」と述べ、北朝鮮問題での中国の対応を促した。
 米海軍はシンガポールを8日出港した空母カール・ビンソンを朝鮮半島に向けて派遣した。米メディアによると、オーストラリアに向かう当初の予定を変更した。米海軍は声明で「西太平洋における米国の権益を守る。一番の脅威は北朝鮮だ」と強調。北朝鮮を抑止するため「米軍のプレゼンス(存在感)を示す」狙いがあると明かした。
 マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は9日、米FOXテレビに出演し、米空母の動きについて北朝鮮による一連の挑発に対する用心のためだなどと説明した。その上で「大統領は米国民と同盟国への脅威を取り除くためにあらゆる選択肢をとる準備がある」と述べた。
 北朝鮮外務省は8日、朝鮮中央通信を通じ、米軍のシリア攻撃について「主権国家に対する明白な侵略行為で絶対に容認できない」とする報道官談話を発表した。「核兵器を持たない国だけを選んで横暴に攻撃してきたのが歴代米政権だ」と主張し、核兵器の開発を進める姿勢も示した。
 北朝鮮では11日に国会に相当する最高人民会議が招集され、15日には故金日成主席の生誕105周年を迎える。重要政治日程に合わせ、北朝鮮が核実験やミサイル発射などの新たな挑発に出る可能性がある。

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● 中東では、明らかにUSA・大西洋先進資本主義の介入侵略は、失敗しています。
  今後どんなに大軍を使っても、現状を大きく変える事は出来ないでしょう。

● むしろ介入すればするほど、USA・大西洋先進資本主義諸国にテロは更に拡大するでしょう。
  その時は、まだ資本主義の寿命がある、日独伊、スェーデンにもテロは拡大するのです。

● 従ってマッチョのトランプ大統領はアジアへの介入を目指すしかないでしょう。又は世界中に
  広汎にチョッカイを出して、来る第三次大戦の感情的基盤を作るともいえます。

● 北は、金正恩で三代目ですから、大崩壊が起こることは予想できます。しかし、武人の国としての
  体制は変わり様がありませんから、別の形のソフトな武人国家となるのか、又は韓国のように
   当分は混乱が続くのかもしれません。

● やはり、個人独裁(血統独裁)が崩壊すれば、当分は集団指導が考えられますから、
  北でも共産党指導体制が、最も考えられる体制です

● つまり、限りなく今の中国に似てくるとも思われます。そこに共産革命を起こした韓国との
  統一話が出てくる
のが、もっともあり得る話である。

● だからこそ、2046~2059年にUSA・大西洋先進資本主義が崩壊した以降の朝鮮半島は
  日本にとっては、大陸同様、最も危険な半島となるのです。

● どちらも、核を保有し、日本を逆恨みしているからです
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イスラム革命の意義と目指すもの

2017年04月10日 14時36分29秒 | 戦争
★ http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM10H0Q_Q7A410C1EAF000/?n_cid=NMAIL001

エジプト連続爆発、44人死亡 緊急事態宣言
      2017/4/10 9:27 (2017/4/10 12:10更新)

 【カイロ=飛田雅則】エジプトで9日、キリスト教の一派、コプト教の教会で相次ぎ爆発事件が発生した。カイロの北方にあるタンタと、地中海沿岸のアレクサンドリアの教会で爆弾が爆発し、少なくとも44人の死者が出たもよう。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。エジプトのシシ大統領は同日、3カ月の緊急事態宣言を発表した。

コプト教の教会に犠牲者の棺を運び入れる人々(9日、エジプト・タンタ)=ロイター
 9日はキリスト教の祝日「聖枝祭」で、多くの信徒が教会で礼拝中だった。治安維持のため、シシ大統領は緊急会合を招集、軍に全土で重要施設の警備を強化するように命じた。シシ大統領の緊急事態宣言は議会承認などを経て実施され、令状なしでの逮捕や家宅捜索が可能となる。
 コプト教徒は約9千万人のエジプトの人口の1割ほどを占める。最近では2016年12月にも首都カイロでISの自爆テロが起きるなどコプト教徒の教会を狙った事件が多発している

 エジプトのシナイ半島では、IS系の過激派が軍や警察を襲撃しており、シシ政権は掃討作戦を進めている。シシ大統領は先週の訪米で、トランプ大統領とIS掃討などテロとの戦いで連携を確認した。今後、エジプト国内で過激派への取り締まり強化が予想される。
 イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」の元幹部のアハメド・バン氏は「今回の実行犯は、テロ対策で米国と連携を取り付けたエジプト政府に反発を示した」とみる。

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● これはいつも書いているように、知恵者の時代の確立の為の戦いですから、
  それが確立するまでは、テロはやまないということです。

● オスマン帝国の崩壊から始まった、イスラムの各国家の確立はまだ終わっていません。
  それは石油が出たことによる、西欧の侵略と影響が大きく残っているからです。

● 知恵者の国=君主の国の確立とは、日本の江戸時代が参考となります。

  ❶ 君主による、閉鎖的国内の統一が最重要である事。秩序の確立。
  ❷ 従って必然的に、排外主義となり、他宗教にも非寛容となる。排外主義。
  ❸ 資本主義のようなお金儲けは、二の次ということです。身分制度の確立


● 従って、西欧の支配と影響がまだ残っている間は、彼らの攻撃は続くと思われます。
  勿論、キリスト教や仏教の追放も含まれます。江戸時代のキリシタン禁止令を
  思い起こせば十分でしょう。映画〝沈黙”が参考となります。

● 従って、トランプ氏の攻撃は、憎悪を呼び、世界中に彼らの攻撃は拡散するのです。
  比較的彼らに好かれていると思われていた、日本人も例外ではありません。

● 特に日本がUSA・大西洋先進資本主義の後釜として、世界の表舞台に出てくれば、
  確実に攻撃の対象となります。

● 彼らにとって、資本主義国の良い国や悪い国等との区別は、原則としてないのです。

● 原則として、USA・大西洋先進資本主義が崩壊するまで、これら攻撃は続くのです
  日本人の表舞台に立つ以上、この覚悟は必要です。
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ヤクザの取り立て/ヤクザに証文を渡してはいけない

2017年04月10日 09時09分30秒 | 戦争
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成29年(2017)4月10日(月曜日)
      通算第5262号    <前日発行>
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 嘗て米銀は「返せそうではない」人々に住宅ローンを組ませた(サブプライム危機)
  中国は「返せそうではない」国々に「一帯一路」(サブプライムの中国版)
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 中国の十大銀行の海外直接投資への貸し付けが10兆元(160兆円)に上っていることが分かった。恐ろしいほど破天荒な貸し付けを行っていたのだ

 これらは習近平の目玉路線「一帯一路」(シルクロード)のプロジェクトを海外で展開するため、現地との合弁企業への貸し付けが主力である。

 四大国有銀行のなかで、国内融資が大半の中国農業銀行を除き、中国建設銀行は対外貸し付け金額を31%増加させていた(国内は15%増、いずれも前年同期比)。中国工商銀行は26%増に対して国内融資は僅かに02%増だった。
 
 外為専門の中国銀行は10・6%増加(国内は0・7%の増加で、17兆元、(2468億ドル)。

 ところが、これら海外への貸し付けの中味を見ると、ラオスの水力発電所建設プロジェクト、同ミャンマーへも。
バングラデシュ、カンボジアの橋梁工事、スリランカの沖合新都心建設など、習近平が目玉とする「一帯一路構造にみあうプロジェクトへの融資が殆どである。返ってくるアテがない貸し付けである。

  中国は「返せそうではない」国々に随分と無造作に政治的意図による無謀な貸し付けを行っている。「一帯一路」とは「サブプライム」の中国版である。

 嘗て米銀は「返せそうではない」人々に住宅ローンを組ませた(サブプライム危機)。そしてリーマンショックへと疾走し始めて、世界経済は大きな打撃を蒙った。
 その二の舞を中国は自ら進行させているように思える。

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● 商売人(資本主義国)とヤクザ(共産主義独裁国家)の違いは? といえば、誰でもわかる
  のが、暴力です。又は恐喝・脅しです。国家とて同じでしょう。

● 資本主義的解決方法は、貸し手も責任を負います。つまり、回収できなくても諦めるのが
  商売人です。その為に回収できないものを、確率という名の下で、
  金利に組み込んでいる
のです。勿論それでも完全という保証はありませんが。

● ヤクザは、その資本主義的論理が通用しないのです。つまり、取り立てを絶対あきらめがないのです。
  その結果が、脅しや暴力であり、最後は相手の死を代償とするのです。たとえ回収が
   出来ないリスクがあっても、相手を殺す
こともあるのです。

● それを国家に置き換えれば、無茶な要求が国家間でも平然とできるのです
  これを国際法無視というのです。トランプ氏のようにです。彼はまだモドキではあるが。

● 脅しても無視する国にはどうするか? そのヤクザの対応で今後の世界の国々は、中国の本質を
  知ることになるのです。つまり、ヤクザにお金を借りたらどうなるのか?です。

● 貴方なら分かるでしょう。個人でも国家でも同じです。だからヤクザ以上の軍事力を待たなければ
  (=世界の警察官の役割をしないと)、ヤクザが地域を乗っ取る(国連を支配する)
   事を許してしまうのです。

● これが世界戦国時代ということです。その前に、資本主義の大崩壊と内戦が西欧内に起こるのです。
  ヤクザが喜ぶ世界が、やがて来るのです。そこで生き残るのは、まだ中年の日独伊
  資本主義、インドの若い資本主義、そして、君主が支配する国々ということなのです。

● 君主の国々とは、ロシアや中東や東欧などです。大陸独裁国家等が正に望んでいた、世界戦国時代
  が来るのです。人類の遺伝子を、あたかもオリンピック選手のような強靭な肉体に
   改造するかのように、世界は混乱の渦に叩き込まれるのです

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