ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

パエロア訪問

2006-10-20 | 外出・買い物
NZは23日の「勤労感謝の日」(レイバー・デー)を前に3連休♪ 
しかも、連休を前にした今日はNZによくある、
ティーチャーズ・オンリー・デー(直訳すれば「先生のみの日」)
つまり、教師のみで資料を作成したり教え方のノウハウを研究する日なんだそうで、子どもは学校へ行きませんi_i

終わったばかりの春休みは家族一緒に過ごせなかったこともあり、
今日はみんなで、パエロアという町へ行ってきました。

この町は「L&P」というレモネード清涼飲料で名を馳せた、かつての炭鉱の町で、L&Pは「レモン&パエロア」の頭文字。オークランドからはクルマで1時間半ほどで日帰りにはもってこいの距離です。

(「L&P」自体はすでにコカコーラに買収されてしまい、パエロアにはオフィスも工場も残っていないそうですが、今でも町のシンボルです。勉強不足で「工場見学にでも行こう♪」などと呑気に構えていた私。今の工場は我が家の近くでした@@)

行き先にこの町を選んだのには2つ理由があります。

まず、移住後初めてできた友人一家が引っ越して行った先。

もうひとつは、アンティークの町として有名なこと、でした。
(↑至る所でみかけた「アンティーク・タウン」の文字)
今の家に引っ越して早3ヶ月。
「さすがに家具でも買おう。」
という気になってきたので、かなり本気で探しに行きました。

友人一家とは、前からメルマガを読んで下さっている方なら、ひょっとして覚えていらっしゃるかもしれませんが、ハンサム・ウーマンのメリーと、「これぞアイちゃん(アイランダーの西蘭呼び)の父!」と呼びたい威厳とユーモアを兼ね備えた牧師タウと、4人の子どもたちです。(タウの教会↑)
(メリーとの話は、コチラコチラでもどうぞ)

才色兼備で学校中の有名人だった長女のアリシャは温(12歳)と同学年。長男のイライジャは善(9歳)にとって初めてできたキウイの親友で同級生でした。これに次男も加わり、約2年前に彼らが引越して行くまで5人は毎日一緒に遊んでいました。

たまたまイライジャたちもティーチャーズ・オンリー・デーで学校がなかったため、彼らの大好物の巻き寿司と稲荷を差し入れ、後はメリーに任せ、夫と2人で町を散策 
といってもメインストリートの商店街は1キロあるかないか(笑) 
それでも噂どおり、アンティークショップがたくさんありました。

時間があったので全部の店を回り、すごく目の保養になりました。
最終的にお目当てのものは見つかりませんでしたが、細々したものから家具まで、ただの古道具から本格的なコレクタブルまで、いくら見ていても飽きないので、本当に充実したひと時でした。

夫はハンディーな町の大きさと、誰もいない歴史のありそうな端正なラグビーグラウンドに痛く感激し、
「こんな町で引退するのもいいなぁ。」
と言いつつ不動産広告など見ていましたが、それっていつの話 ̄▽ ̄;
(↑近くのコロマンデールやテムズともども引退先として人気なのもうなずける、オークランドと比べると半額の不動産)

メリーたちとは彼らがオークランドに来るたびに会っていましたが、訪ねたのは今回が初めてでした。私たち好みのこぢんまりした町はとてもステキで、これからちょくちょく行こうと思います。次回はメリーへの「巻き寿司講習」を約束してきました。お土産に、
「オークランドは肉が高いから。」と、
縦20㎝x横20㎝x高さ15㎝の軽く2キロはありそうな牛肉の塊
をもらってきました。さすがメリー、プレゼントも豪快です´▽`;