ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ファンガルル

2006-10-22 | 外出・買い物
今日はファンガルルという、小さな海辺の町へ行ってきました。
北島の北端では最大の街ファンガレイからさらに1時間ほど行ったところで、古い町として有名な風光明媚なラッセルに近い、美しいところです。
(しょっちゅうイルカが現れる入り江→)

ここは先日、ガンの手術をした友人が住む町で、お見舞いを兼ね、彼女の好きな和食尽くしの煮魚、チャーシュー(和食?)、昆布の煮しめ、カレー風味の煮込み、豆腐ハンバーグ、おにぎりを持って、往復8時間の強行ドライブを決行(by夫。本当にご苦労さま~)。

友人はすっかり元気そうに見えるものの、本人は術後のいろいろに苦しんでいて、見かけと実際のギャップに戸惑っているよう。
「みんなの期待に応えなきゃと思うと辛いときもあるの・・・。」
という本音も。

だからこそ、スーパーマーケットまで1時間もかかる人里離れた場所が、今の彼女を癒すには一番のようで、大自然に抱かれながらゆっくりでも確実に回復していってほしいと、心から思いました。
(彼女のキッチンからの眺め。ため息が出そうな風景↑)

さっそく善(9歳)は初泳ぎ。温(12歳)と一緒に、石を片手に天然のカキをとっては海水で洗って食べる姿は、
キウイか原始人か(爆) 
(←手つきもなかなかですっかり野生児´▽`v)

養殖に比べたらずっと小ぶりですが、甘みが強くおいしかったですよ~

遅いランチをとったり、散歩したり4時間ほどの滞在でしたが、今の彼女にはこれくらいが限界でしょう。
(彼女のお手製のイタリアン・ブレッド。おいしかったです→)

「今日は痛みを忘れて眠れそう。」
というので、暗くなって来る前においとましました。連休中日だったこともあり、渋滞もまったくなく帰路もスムーズでした。

お見舞いもでき、たっぷりプラーナ(気)も補給でき、大人も子ども楽しんで、本当にいい1日でした。
「自然が人を癒す」
ことが疑いようのないほど素晴らしい景観。やはり自然は偉大ですね。

(←海辺までの舗装されていない一本道。また来ます!)