ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ウインク・コミュニケーション

2007-11-09 | ペット・動植物
今日はチャリティー・ショップのボランティアに行く予定でしたが、朝からチャッチャが軽い低血糖を起こし、様子がヘンだったので急きょ休むことに。幸いボランティアの数は足りていたようなので、よかったです。

「大丈夫?チャッチャ。」
「・・・・・・・」
「ママ、お出かけしても平気?」
「・・・・・・・」
「1人で食べられる?」
「・・・・・・・」

(低血糖の時はいつも行かないような場所でへたり込み、目がはに輪のように黒目がちに→)

私はいつも家族と話すように猫たちにも声をかけています。ペットがいない人にはなかなか信じがたいことかもしれませんが、姿形が違うだけで扱いとしては人間の家族とほとんど変わりません。

さらに信じがたいかもしれませんが、
きちんと聞くと猫たちはきちんと答えてくれます。
「まさか!」
と思われるかもしれませんが、
答えが「YES」の時はかなりの確率でウインクをします。
これはチャッチャも亡くなったピッピも、です。

今朝の3つの質問に対して、チャッチャは目を見開いたままウインクをしませんでした。つまり全部「NO」です。私はその答えを迷うことなく受け入れるので、すぐに電話で欠勤を告げました。ボランティアを始めて1年。休んだのはピッピが亡くなる直前の週と今日だけですから、いかに真剣かおわかりいただけるでしょう。

「わかった。じゃ、ママおうちにいるね。今日はお出かけしないよ。」
「・・・・・・・」
答えはありませんが、表情がホッとするのは見て取れます。電話を置いてパソコンの前の椅子に座ると、チャッチャも伸ばしていた首を下ろしました。

その後、「お手々まんま」と呼んでいる私の掌にご飯を載せる方法で食べさせ(弱っているときは自分でボールから食べられなくなり、低血糖が一層悪化してしまいます)、血糖値を上げるために緊急で砂糖水を飲ませなくても、なんとかやり過ごすことができました。それでも昼近くまでいつもと様子が違い、やはり外出はムリでした。

午後は外で日向ぼっこができるほど回復し、かなりいつも通りに。

(元気になったけど疲れたニャン。その~、背中、かいてくれないかニャン?→)

「大丈夫?チャッチャ。」
朝と同じ質問をすると、
「・・・・・・・」

もちろん無言で、「ニャー」と返事などしたりはしませんが、
バチン-☆
と大きくウインクを返してきました。OKのようです。
夜には自分で食べられるようになり一件落着。

猫の力を借りながら、なんとかなっているウインク・コミュニケーション。いつかはみみねっと あきこさんのように、きちんとアニマル・コミュニケーションができたらいいのですが・・・(羨)

あきこさんのアニマル・コミュニケーションについてはコチラから。
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ただ今、メルマガ「西蘭花通信」でピッピとタビちゃんの話をゆる~い連載で綴っています。よかったら以下のリンクからどうぞ。

~育って老いて生きて~
~老いと痛み~
~タビの旅立ち:2度目の痛み~
~タビの旅立ち:哀しみの朝~
~タビの旅立ち:贈られた時~

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