ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

中華料理店症候群

2007-11-22 | 家事・家計・リサイクル
数日前、地方に住む友人からひょっこり電話が入り、
「今、オークランドにいるの!」
ということで、仕事を放り投げいそいそと出かけてきました。

このキウイの友人は中華料理店症候群に悩まされている人。
この病気(というか症状)に関しては、このようにその存在を否定する内容が多いのですが、私も移住後、とあるベトナム料理店で麺を食べた後、
「こっ、コレのことかぁ@@」
と認めざるを得ないほど、典型的な症状に見舞われて以来、その存在を信じるようになりました。

いくら化学的にグルタミン酸ナトリウムと諸症状の関連が見つけられなくても、塩辛い物を食べた後とは異なる異様なノドの渇きなどは否定できない不快感でした。特に、私は「味の素」を世に送り出した国で生まれ、その後のアジア暮らしでは、目の前で化学調味料を入れながら作る屋台の麺を食べまくってきたというのに!







その私が中華料理店症候群??*▽*??

ビックリでした。しかし、考えてみれば香港で初めての妊娠がわかった14年前から食べる物に気をつけるようになり、快餐店(中華版ファストフード)、茶餐店(軽食喫茶)、ぶっ掛け飯中心の中華弁当は年に数えられるほどしか利用せず、外食も比較的注意していたので、“化学調味料免疫力”が落ちていたのかも・・・。

(←香港で通いつめた「池記」。ヨガの後、最も吸収が良くなったからだがほしがったのは水とココの天然の味。いつもヨガから直行でした)


自宅でも、香港では日本からの天然だしパックや煮干が簡単に手に入ったので煮物や味噌汁に利用していました。移住後は「ほんだし」や「コンソメ」も止めていたので、急に摂取したかなり濃厚な化学調味料にからだが驚いたのでしょう。私も驚きましたが@@

(ここもご贔屓。舌に優しい老舗の伝統の味「陸羽茶室」
昼の飲茶が有名ですがガラガラの夜にひっそりお忍び風に食べるのも好きでした。

土鍋で炊いた中華おこわを取り分けているところを写真に撮っていたら、
「撮るならちゃんと撮れ!」



←と、このとーり┐(  ̄ー ̄)┌
自ら進んで決めポーズ!

「どっちが客よ!」
と思わずツっこみたくなるこの中華のノリ、めちゃくちゃ好きです♪)

(←この後さらに、
「オレの横に立って一緒に写って記念写真にしろ。」
とたたみかける指示が・・・。

「観光客じゃあるまいし~ ̄、 ̄ゞ」
と言いつつ渋々従うけっこう素直な私。
中華系には完敗っす´ー`ゞ)


なので、人にはなかなか信じてもらえないであろう友人の諸症状も想像がつきます。彼女は和食も大好きなのですが、経験からいくと中華料理並みの化学調味料含有度の店もあるということで、その日は爺さんのカフェへ。申し訳なくもあれこれ中身を確認させてもらって、メニューはその日の日替わりランチに無事決定!

友人もとっても喜んでいてよかったです~´。`A
(姫さま、いろいろ細かく聞いてしまってすいませ~ん><;
ありがとうございました~。またお邪魔しま~す♪)
自分たちのためにも、
「NO MSG」(化学調味料不使用)
の店を真剣に探しておこうと思った一件でした。

(注:世間では業界主導で「うまみ調味料」という呼称を定着させる動きがあるようですが、私はその趣旨に賛成しかねるのでここでは化学調味料としました)