トンガリロ・クロッシングの翌朝はブーブー言う家族を引き連れ、
オールドコーチ・ロードへ
クルマでは入れない山奥に昔の鉄橋があるとかで、
「ぜひ、見ようじゃないの」
と、私は行く気満々
し・か・し、
「えー、昨日あんなに歩いたじゃん!」
「ボク、クルマで待ってる。」
と言う子どもたち。
「キミって、なんでそんなに辛いことばっかり思いつくの」
と言う夫
「えぇぇぇえ なんで?なんで?せっかく来たのに~。行こうよー」
と、ロッジを出て途中でクルマを停め、往復2時間の道をテクテクテク
右手はNZらしい原生林
左手はよく開墾された牧場地帯。
雲の陰が美しく通り過ぎていきました。
ずっと見ていても飽きない眺めです。
「これが野菜だったら~」
と思わずため息が出てしまうほど見事な、
冬用の牧草
非常によく手入れされた牧場で、
気のせいか、牛たちもツヤツヤ
大事にされてるのね~
山道を歩くこと1時間
「ホントにこんな山奥に線路があるのぉ?」
と思う頃に、
━━━(゜∀゜)━━━キター
ダブルの橋
手前のコンクリートの橋が、2009年に完成した
バイアダクト橋
(高さ43m、長さ286m)
「オーバーランダーと言えばこの橋」
みたいな、有名な橋。
NZ観光のパンフなどにもよく登場する場所です。
そしてこちら、1908年に建設された、
ハプアフェヌア橋
高さが30m以上あります。
この高さで、枕木だけの上を列車が走っていたのかと思うと・・・・
30m下が見えます
下は吸い込まれるような渓谷です。
キレイですが、相当な高さです
さっそく座り込む子どもたち。
「反対側まで行っても同じでしょ」
「せっかく来たんだから~」
(内心もったいない)
と歩く親たち。
周囲のレインフォレストが本当に瑞々しく、美しい場所。
世界中の鉄子と鉄男にはたまらない場所なんでしょうね。
通過するのが1日1本のオーバーランダーだけなんて、もったいなーい。
帰り際に枕木の上を歩く善(14歳)
クロックスを落としたらアウトなので、手に持って。
ワーワーギャーギャー
落ちたら死ぬ~
(落ちませんよ、隙間が5cmぐらいしかないのに)
と、端っこを歩いてるヤツ
橋からつながる道はかつて線路が敷かれていた場所。
今は面影もありません。
トンネル
橋ができる前は、この辺で馬車に乗り換えていたんでしょうか?
NZの鉄道は森林鉄道として発展したので、山奥を走る路線が多いです。
ブツブツ言っていたわりには楽しんだ、大中小の三人衆
途中で見つけたコレ
オークランド-ウェリントン間の旅がどれぐらいかかったか?
西暦1000年:12時間
トリが飛んでいった場合
(まだNZにはヒトがいませんでした)
1600年:2週間
マオリが歩いた場合。マオリ健脚です。裸足で歩いたんでしょうね
1850年:馬に乗って1週間
初期ヨーロッパの入植者
1906年:鉄道と馬車で3日間
オールドコーチ・ロード(コーチ・ロードは馬車道のこと)の開通で2大都市の往来が画期的に早くなったようです。
1908年:鉄道で1日
ハプアフェヌア橋の開通で、さらに短くなって丸1日に~
革新的な出来事だったんでしょうね。
オーバーランダーでは今でも12時間かかるので(クルマよりかかります)
その後100年間はあまり発展していないということで~
まぁ、飛行機に客足が流れてしまったわけですが、
鉄道の20世紀初頭までの日進月歩は今いずこ
クルマに戻り、すぐ近くのオハクネ駅へ。
オールドコーチ・ロードが栄えた頃はどんなにか賑わったことか。
逆に橋ができて、単なる通過駅になってしまったんでしょうね。
駅前には古くて、
大きな建物がたくさん並んでいましたが、
どれも無人?のよう。
どうやらここはスキーシーズンのみ賑わうようで、
スキー関係の看板多数。
夏の今は、まるで映画のセットのようにシーンと静まり返っていました。
誰もいないド派手なパブ
「無人の間に誰かに落書きされてしまったのか」と思うような、
落書きアート
徹底してます。
スキーに来る若者にはウケるのかな?
でも、街の景観には合わなくてちょっと残念
唯一人影があったのが、駅。
カフェがオープンしていて、
橋に行く途中で会った何人かが、お茶してました
世界的に有名な
キャロット・ケーキもあるそうです
あっ
オーバーランダー
ではなく
保線車両でした。
(この年末年始、オーバーランダーは保守点検のため運行停止中)
でも、線路を何かが走っているのが見られて、ちょっとウレしかった
オールドコーチ・ロードへ
クルマでは入れない山奥に昔の鉄橋があるとかで、
「ぜひ、見ようじゃないの」
と、私は行く気満々
し・か・し、
「えー、昨日あんなに歩いたじゃん!」
「ボク、クルマで待ってる。」
と言う子どもたち。
「キミって、なんでそんなに辛いことばっかり思いつくの」
と言う夫
「えぇぇぇえ なんで?なんで?せっかく来たのに~。行こうよー」
と、ロッジを出て途中でクルマを停め、往復2時間の道をテクテクテク
右手はNZらしい原生林
左手はよく開墾された牧場地帯。
雲の陰が美しく通り過ぎていきました。
ずっと見ていても飽きない眺めです。
「これが野菜だったら~」
と思わずため息が出てしまうほど見事な、
冬用の牧草
非常によく手入れされた牧場で、
気のせいか、牛たちもツヤツヤ
大事にされてるのね~
山道を歩くこと1時間
「ホントにこんな山奥に線路があるのぉ?」
と思う頃に、
━━━(゜∀゜)━━━キター
ダブルの橋
手前のコンクリートの橋が、2009年に完成した
バイアダクト橋
(高さ43m、長さ286m)
「オーバーランダーと言えばこの橋」
みたいな、有名な橋。
NZ観光のパンフなどにもよく登場する場所です。
そしてこちら、1908年に建設された、
ハプアフェヌア橋
高さが30m以上あります。
この高さで、枕木だけの上を列車が走っていたのかと思うと・・・・
30m下が見えます
下は吸い込まれるような渓谷です。
キレイですが、相当な高さです
さっそく座り込む子どもたち。
「反対側まで行っても同じでしょ」
「せっかく来たんだから~」
(内心もったいない)
と歩く親たち。
周囲のレインフォレストが本当に瑞々しく、美しい場所。
世界中の鉄子と鉄男にはたまらない場所なんでしょうね。
通過するのが1日1本のオーバーランダーだけなんて、もったいなーい。
帰り際に枕木の上を歩く善(14歳)
クロックスを落としたらアウトなので、手に持って。
ワーワーギャーギャー
落ちたら死ぬ~
(落ちませんよ、隙間が5cmぐらいしかないのに)
と、端っこを歩いてるヤツ
橋からつながる道はかつて線路が敷かれていた場所。
今は面影もありません。
トンネル
橋ができる前は、この辺で馬車に乗り換えていたんでしょうか?
NZの鉄道は森林鉄道として発展したので、山奥を走る路線が多いです。
ブツブツ言っていたわりには楽しんだ、大中小の三人衆
途中で見つけたコレ
オークランド-ウェリントン間の旅がどれぐらいかかったか?
西暦1000年:12時間
トリが飛んでいった場合
(まだNZにはヒトがいませんでした)
1600年:2週間
マオリが歩いた場合。マオリ健脚です。裸足で歩いたんでしょうね
1850年:馬に乗って1週間
初期ヨーロッパの入植者
1906年:鉄道と馬車で3日間
オールドコーチ・ロード(コーチ・ロードは馬車道のこと)の開通で2大都市の往来が画期的に早くなったようです。
1908年:鉄道で1日
ハプアフェヌア橋の開通で、さらに短くなって丸1日に~
革新的な出来事だったんでしょうね。
オーバーランダーでは今でも12時間かかるので(クルマよりかかります)
その後100年間はあまり発展していないということで~
まぁ、飛行機に客足が流れてしまったわけですが、
鉄道の20世紀初頭までの日進月歩は今いずこ
クルマに戻り、すぐ近くのオハクネ駅へ。
オールドコーチ・ロードが栄えた頃はどんなにか賑わったことか。
逆に橋ができて、単なる通過駅になってしまったんでしょうね。
駅前には古くて、
大きな建物がたくさん並んでいましたが、
どれも無人?のよう。
どうやらここはスキーシーズンのみ賑わうようで、
スキー関係の看板多数。
夏の今は、まるで映画のセットのようにシーンと静まり返っていました。
誰もいないド派手なパブ
「無人の間に誰かに落書きされてしまったのか」と思うような、
落書きアート
徹底してます。
スキーに来る若者にはウケるのかな?
でも、街の景観には合わなくてちょっと残念
唯一人影があったのが、駅。
カフェがオープンしていて、
橋に行く途中で会った何人かが、お茶してました
世界的に有名な
キャロット・ケーキもあるそうです
あっ
オーバーランダー
ではなく
保線車両でした。
(この年末年始、オーバーランダーは保守点検のため運行停止中)
でも、線路を何かが走っているのが見られて、ちょっとウレしかった
(つづく)