ぼく蒼太です。
お山のドッグランに行ってきたよ。
欧介兄さんは何度も来ている所なんだって。
ぼくは、初めてだ。
車から降りると、いろんな臭いがしたんだ。
他の動物だって、欧介兄さんが言ってた。
入り口でチケットを買ってから入るんだって。
mamaと欧介兄さんと待っていると、
大きな大きな犬が、やってきた。
ぼくはあんな大きなワンコを見たのは初めてだ。
「蒼太~、ビビションしてる~(笑)」って、mamaが言ってた・・・。
恥ずかしいから言わないでよ
中に入ると、いくつかの広場があるんだ。
ぼくは、欧介兄さんやmamaと一緒がいいのに、mamaが、
「蒼太は、大きい子用ね~」って言って、
欧介兄さんとお隣に入ってしまったんだ。
ぼくは、慣れないpapaと一緒で心細かったよ。
ぼくが入った、大きい子用は、ぼくより大きいワンコばかり。
最初はみんな優しいお兄さん、お姉さんだったのに、
ちょっとボールに夢中になってる隙に、
さっきのでかい奴が傍に寄ってきたんだ。
「ひょえ~~!!」
必死になって逃げたけど、そいつぼくのお尻の臭いを嗅ぎたくて、
追っかけてくる・・・。
「ぅわ~っ!!」また、mamaに笑われるよ~。
走りながらチッチが~。
mamaは、柵の向こうで欧介兄さんと遊んでるけど、
こんな必死なぼくの気持ちなんてわからないだろうな。
「誰か~、助けて~」
あてにならないと思っていたpapaがぼくを連れて
欧介兄さんとmamaのところへ、連れて行ってくれた。
「そうだよ、最初からそうしてくれれば良かったんだ。」
それからは、ちびっ子ばっかりで、楽しかったよ~。
欧介兄さんは、「ちびっ子なんてつまらない。」って言ってたけど、
欧介兄さんは、ぼくが入れられた柵を知らないんだ。
きっと、きっと・・・。
その後、河原をお散歩したよ。
まず、欧介兄さん。
mamaが「のぼれ!!」って言ったら、欧介兄さん石に乗ったんだ。
ぼくも真似して「のぼれ!!」、こうだな!!
これでいいの
「蒼太、お利口ジャン!!」by mama
何でも、兄ちゃんの真似すればいいのさ。
欧介兄さんが、ぼくにそう教えてくれたから。
次は、2人で一緒。
mama&papaは、大喜び。
欧介兄さんが言ってたとおりだったよ