旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

緒方洪庵宅(適塾)

2009年12月25日 | 旅 歴史
 大阪府大阪市中央区北浜にある緒方洪庵宅(適塾)です。
 幕末の蘭学者医者であった緒方洪庵が蘭学塾「適塾」を開いた場所です。長崎での蘭学修行を終えた洪庵は、ここ大坂瓦町に天保9年(1838)塾を開いたのでした。
 門下生は、橋本左内、大村益次郎、福沢諭吉、長與専斎、大鳥圭介、佐野常民など、千人に及んだそうです。
 洪庵時代の建物は、間口約6間(約12m)奥行き約21間(約39m)の敷地に建てられた、建坪90坪あまりの2階屋だったそうです。
 昭和51年(1976)~56年(1980)に行なわれた文化庁による解体修復工事によって、洪庵時代の建物によみがえりました。国の重要文化財に指定されています。



下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪天満宮

2009年12月25日 | 旅 歴史
 大阪府大阪市北区天神橋にある大阪天満宮です。
 大阪天満宮は大宰府天満宮、北野天満宮とともに日本三天神(日本三大天神)のひとつとして知られています。地元では「天満の天神さん」と崇められ、天満天神、浪華菅廟、中島天満宮などとも言われることもあります。
 毎年7月24日から25日にかけて行なわれる天神祭は東京の神田祭、京都の祇園祭とともに日本三大祭りの一つに数え上げられています。また大阪三大夏祭りの一つでもあります。
 昌泰4年(901)菅原道真が、藤原時平の策略により九州大宰府の太宰権帥(だざいごんのそち)に左遷されることになり、ここにあった大将軍社に参詣したそうです。そして2年後に59歳でその生涯を閉じました。
 天暦3年(949)大将軍社の前に突然7本の松が生え、夜毎にその梢(こずえ)は、金色の霊光を放ったそうです。この不思議な出来事を聞いた村上天皇の勅命によって天満宮を建立させたのが起源だそうです。
 大阪天満宮は、江戸時代の記録に残るだけで7度もの火災に遭っているそうです。大阪市中を焼き尽くした享保9年(1724)の妙知焼けや、大塩平八郎の乱による天保8年(1837)の大火では、全焼したそうです。
 現在の本殿は、天保14年(1843)に再建された権現造りの荘厳な建物です。梅花殿は昭和3年(1928)に建てられたものです。平安朝寝殿造りの賓殿で、伊勢の神宮のご用材を下賜されたものを使っているそうです。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする