旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

旧笠石家住宅

2012年09月05日 | 旅 歴史
 青森県十和田市大字奥瀬字栃久保にある旧笠石家住宅です。
 旧笠石家住宅は、十和田湖から流れ出る奥入瀬川右岸の狭い台地の上に建てられています。古くから農業を営んできた笠石家の住宅で江戸時代中期の建築とみられ、国の重要文化財に指定されています。
 建物は、桁行20.8m、梁間10.3m、寄棟造り、茅葺きで、この地域の農家住宅の典型的な構造を残しています。梁などの主要構造部はチョウナ仕上げで、また土台を用いず礎石に直接柱を立てるなど、古い要素を各所にとどめた独特の建築様式です。
 内部は一種の広間型で、大きく三分され、南側から「じょい(居間)」「だいどこ(台所)」「まや」と並んでいます。各部屋とも板敷きで天井は設けず、壁面はすべて板張りになっています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
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