旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

大館八幡神社

2012年11月11日 | 旅 歴史
 秋田県大館市字八幡にある大館八幡神社です。
 大館八幡神社は慶長15年(1610)に大館城に鎮座したのが創建だといわれています。大館初代城主の小場義成は、宗家である佐竹義宣の水戸から秋田への転封の際随伴し、大館城に入場しました。そして常陸太田八幡宮の神霊を祀って、大館城の守護神としたのでした。
 佐竹義房の子である4代目大館城主佐竹義武は貞享4年(1687)大館城と大館の鎮守総社として正八幡宮、若宮八幡宮の2社を建立しました。正八幡宮は岩清水八幡宮、若宮八幡宮は鶴岡八幡宮の神霊を勧請したものです。八幡二社といわれ、佐竹家が常陸時代以来の祀り方です。
 2社とも桃山文化を継承しています。彫刻など細部が凝っていて彩色なども煌びやかなもののようです。戊辰戦争や多くの火事にも逃れ、保存状態も良く国の重要文化財に指定されています。現在はコンクリート造の鞘堂内部にあります。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
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