旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

本山寺本堂

2014年02月01日 | 旅 歴史
 岡山県久米郡美咲町定宗に本山寺の本堂があります。
 本山寺の本堂は南北朝時代の観応元年(1350)の建築とみられ、大正12年(1923)に国の重要文化財に指定されました。本尊の観世音菩薩、十一面観音を安置しています。境内で最古の建物で、岡山県内では長福寺三重塔に次ぐ古い木造建築物です。
 桁行5間、梁間5間、1重の寄棟造りです。正面に江戸時代に増築された唐破風向拝が付き、檜皮葺きになっています。柱には50cmもの檜の円柱が使われ、角材の虹梁は丸材と間違えるほどの胴張りがあり、豪壮な造りになっています。
 本堂の屋根は宝形のように見えますが、大棟が非常に短い寄棟造りです。内部にある厨子は軒唐破風の上に千鳥唐破風を配した、珍しい入母屋造りになっています。

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