旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

中山神社

2014年03月13日 | 旅 歴史
 岡山県津山市一宮に中山神社があります。
 中山神社は慶雲4年(707)の創建と伝えられる古社です。美作国の一の宮として高い社格を誇ってきました。農耕の神、牛馬の守護神として広く人々の信仰を集め、永保元年(1081)には正一位の神階を授かっています。中山神社の本殿は国の重要文化財に指定されています。
 奥宮の猿神社は「今昔物語」に出てきたり、鎌倉時代の「梁塵秘抄」には安芸の厳島、備中の吉備津とともに関西の大社とし登場しています。全国の一宮の代表(武蔵・上野・伊豆・駿河・若狭・美作・肥後)にも選ばれ、元寇の時などに勅命により国家安穏を祈願したほどです。
 祭神は、鏡作神(かがみのつくりのかみ)とされていますが、金山彦命(かなやまひこのかみ)とする説もあります。古来より牛馬の神として有名です。現在も、鍛金・冶工・採鑛などの守護神、農耕・牛馬の守護神として広く崇敬されています。
 建武中興以後400年間は、美作国は戦乱の渦の中にあり、永正8年(1511)、天文2年(1533)に兵火により焼失し、宝物や古文書なども灰燼に帰しました。永禄2年(1559)に尼子晴久によって社殿が再建されました。明治4年(1871)には、国幣中社に名を連ねています。 

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