旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

押立神社

2016年10月06日 | 旅 歴史
 滋賀県東近江市北菩提寺町に押立(おしたて)神社があります。
 押立神社は湖東三山に近い旧湖東町の北菩提寺にあります。火産霊神(ほむすびのかみ)と、伊邪那美命(いざなみのみこと)を祀っています。当初から火産霊神は押立山三瀬嶽に祀られていました。押立神社の創建は伊邪那美神が神護景雲元年(767)に加賀国白山の白山比咩神社の分霊を勧請した時と、社伝は伝えています。
 当初は押立山山頂付近に鎮座していましたが天元元年(971)に神のお告げにより、現在地に遷座したそうです。旧東押立・西押立郷の総氏神として「大宮さん」と呼ばれ親しまれ、庶民の崇敬を集めてきました。永禄5年(1562)には当時の領主・佐々木氏、万治2年(1695)には彦根藩主・井伊家からそれぞれ社領を寄進されています。
 明治元年(1868)に押立大明神と称していたのを押立神社と改称しました。約3万6千平方mも広大な境内には南北朝時代に建立された大門と本殿が建てられていて、どちらも国の重要文化財に指定されています。60年に一度、鬼の面をかぶり太鼓を持った踊り手が囃しに合わせて踊り狂う「ドケ祭」という奇祭が催されます。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
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