旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

佐牙神社本殿

2017年04月12日 | 旅 歴史
 京都府京田辺市宮津佐牙垣内に佐牙神社(さがじんじゃ)があります。
 佐牙神社の本殿は2社からなる左右両殿同形式という特殊な造りです。2つの本殿はともに間口1.5mの一間社春日造り、檜皮(ひわだ)葺きで、天正13年(1585)に再建された建物です。向拝は天明6年(1786)に造られています。北殿(右殿)は佐牙彌豆男神を祀り、南殿(左殿)には佐牙彌豆女神を祀っています。
 左右対称の図案の身舎(もや)三方にとりつけた6個の蟇股(かえるまた)は室町時代初期の輪郭で、内部の彫刻も左右対称的な意匠です。北殿正面の「柏の葉」「ふくろう」の彫刻は、焼け残った本殿の蟇股を組み入れたものと思われます。佐牙神社本殿は大正12年(1923)に国の重要文化財に指定されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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