旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

光明寺

2017年05月11日 | 旅 歴史
 京都府綾部市睦寄町君尾に光明寺があります。
 君尾山(きみのおさん)光明寺は真言宗醍醐派のお寺です。推古天皇7年(599)、聖徳太子によって創建されたと伝えられています。役行者がこの地で修業し、延喜年間(901-923)には聖宝理源大師が真言宗の大道場として中興しています。
 盛時は72坊を数え、室町時代は丹波守護の細川氏の庇護を受けました。大永7年(1527)、兵火により二王門を除く全山が焼失し、天文2年(1533)に上羽丹波守が大施主になって再建しました。しかし、元亀3年(1572)と天正7年(1579)の明智光秀の兵火で再び焼失しました。
 慶長6年(1601)に領主となった藤懸永勝によって堂宇や鐘楼が再建されました。享保18年(1733)に火災があり、山下の23坊も焼失しています。明治初頭には山上に残っていた4坊もなくなり、大正3年(1914)には庫裏、方丈、客殿を焼失しました。
 二王門は鎌倉時代に建てられた二重門で国宝に指定されています。天保7年(1836)に再建された本堂は、応永17年(1410)の鰐口、室町時代の光明寺制札とともに京都府指定文化財です。 また南北朝時代の宝篋印塔と、室町時代の紙本墨書勧進帳奉加帳は綾部市指定文化財です。

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