
京都府京都市上京区油小路通中立売下る甲斐守町に旧京都中央電話局西陣分局舎があります。
旧京都中央電話局西陣分局舎は鉄筋コンクリート造3階建て、一部木造部も含めて建築面積は1178平方mです。設計は逓信省技師・岩元禄で、外観の意匠は極めて独創的です。明治期の洋式建築から脱し、設計者の個性によってデザインされた建築として評価されています。
正面1階に半楕円形断面の柱3本を立て、各頂部にヴィーナスのトルソーを載せています。最上部にライオンの彫刻が顔を出し、2階弓形出窓の周囲や東面2階庇下には踊り子のレリーフ・パネルが飾られています。平成18年(2006)に国の重要文化財に指定されました。
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http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/

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