
長野県上田市中央に宗吽寺(そううんじ)があります。
本堂前にある石幢(石造物)は六地蔵塔で石灯籠として使われていたものだそうです。石幢は六角形の石灯籠型で6面に6地蔵を浮き彫りにするタイプか、6面に窓を開けて内部に6地蔵を置くタイプが普通だそうです。宗吽寺石幢は切妻の家型で正面と左右の3面に2体の地蔵尊が彫り込まれている珍しいものです。
この石幢には「正平4年」(1349)と刻まれています。南北朝時代の南朝の年号だそうです。当時、この地方が北朝方に味方する勢力が多い中、このあたりは南朝方についていたことがわかります。石幢は昭和57年(1982)に上田市指定有形文化財に指定されています。
下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/

日本一周 ブログランキングへ

にほんブログ村

http://blog.fc2.com/