長野県小県郡(ちいさがたぐん)長和町長久保に長久保宿本陣(ながくぼじゅくほんじん)があります。
長久保宿は、江戸板橋宿から27番目の宿場町です。笠取峠をくだったところにあり、最盛期には旅籠が50軒近くある比較的大きな宿場でした。この長久保宿の本陣は代々石合家が勤めてきました。4代目当主のもとには真田信繁(幸村)の娘が嫁いできています。
現在の本陣の建物は寛永年間(1624-1643)に建てられたもので中山道の宿場町に現存する本陣の中で最古の建築です。嘉永3年(1850)の絵図によると上段之間ほか客室、茶之間、台所など22室が主要部分で、問屋場、代官詰所、高札場が併置され、御入門、御番所、御湯殿、雪隠、土蔵、馬屋などがあったようです。
現在でも上段之間(御殿の間)や二之間、三之間、入側と共に古文書や高札、長久保宿史料などが残されています。長久保宿本陣は昭和53年(1978)に長和町指定有形文化財に指定されています。
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