長野県小県郡長和町長久保字宮所に松尾神社 (まつおじんじゃ)があります。
松尾神社は旧郷社で、大山昨神(おおやまのくひのみこと)を祀っています。京都市にある官幣大社松尾神社の分霊を勧請し、酒造守護の神社として古来より酒造家の崇敬を受け遠くより参詣する人が多かったそうです。
現在の本殿は万延元年(1860)に再建されたもので銅板葺きの一間社流造りです。棟梁は諏訪の宮大工、3代目立川和四郎富重です。本殿の欄間には龍がまきおこす波に亀が泳ぎ、鶴舞い込んでいる姿や、貫の木鼻には象の鼻など、見事な彫刻が施してあります。
松尾神社は以前は長久保の町裏地籍の大欅の森にありましたが小学校の校庭の拡張のため昭和33年(1958)に現在地に遷座しました。松尾神社本殿は建築彫刻として貴重なことから昭和53年(1978)に長門町の有形文化財に指定されています。
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