旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

小清水原生花園

2011年10月16日 | 旅 歴史
 北海道斜里郡小清水町~網走市東部にある小清水原生花園です。
 小清水原生花園は網走市東部から斜里郡小清水町にかけて広がっています。濤沸(とうふつ)湖の砂州上にあり、網走国定公園に属しています。
 5月下旬から花が咲き始め、6月から9月頃まで、ハマナス、エゾスカシユリ、エゾノコリンゴなど約50種の海浜植物が群生します。
 国道224号を挟んで濤沸湖側には、ヒオウギアヤメの大群落もあります。遊歩道も整備されていて知床連山をバックに花を眺めながら散策することができます。

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濤沸湖

2011年10月15日 | 旅 歴史
 北海道小清水町浜小清水~網走市東部にある濤沸湖(とうふつこ)です。
 濤沸湖は北海道東部、網走市と小清水町にまたがる海跡湖です。小清水原生花園の砂州によってオホーツク海と隔てられています。湖岸の低地には塩性湿地帯がありサンゴ草が群生しています。
 「とうふつ」とはアイヌ語の「トー・プッ」(湖・口)からきているそうです。面積は約900ha、岸辺の総延長は約27kmあるそうです。平成17年(2005)には水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約・ラムサール条約の登録湿地に認定されました。
 多くの野鳥が飛来する湖で、ガンやカモは毎年6万羽以上が飛来しています。毎年10月下旬から4月上旬にかけて、オオハクチョウをはじめとする数千羽の白鳥を見ることができます。
 濤沸湖の西側にある「白鳥公園」ではオオハクチョウにえさを与えることもできます。 ここには「野鳥観察舎」もあります。

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博物館網走監獄

2011年10月14日 | 旅 歴史
 北海道網走市字呼人にある博物館網走監獄です。
 博物館 網走監獄は、明治時代から実際に網走刑務所で使用されてきた建物や器物や歴史物を保存公開しているわが国では唯一の監獄博物館です。
 「赤レンガ門」と呼ばれた網走刑務所正門は、「最果ての監獄」と呼ばれ恐れられました。正門の左右には部屋が設けられていて、一方は正門担当看守が受け付けとして使い、もう一方は面会に来た家族が申しこみと待合室に使いました。
 5棟が放射状になっている木造平屋の舎房があります。国内で実存しているのはここだけで昭和61年(1986)まで使われていたそうです。
 「昭和の脱獄王」と呼ばれた「白鳥由栄(しらとりよしえ)」も、第四舎に収監されていました。白鳥はここでも脱獄に成功しました。その様子が人形により再現されています。
 園内の「行刑資料館」では、網走刑務所の歴史の裏側に秘められた罪囚の記録や、明治から現代に至る獄制の沿革をわかりやすく解説しています。

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モヨロ貝塚館

2011年10月13日 | 旅 歴史
 北海道網走市北2条東にあるモヨロ貝塚館です。
 モヨロ貝塚館は網走川河口近くにある国指定史跡の遺跡です。函館の考古学のアマチュア研究家・米村喜男衛氏が大正2年(1913)網走川河口左岸の平地の地中から、従来とは全く異なった遺跡を発見しました。
 この遺跡は当時の村名からモヨロ人・モヨロ遺跡と名付けられました。彼は床屋をやりながら網走に住みこんで調査研究を行い、昭和8年(1933)オホーツク文化という独特の文化であることを付きとめました。そして昭和11年(1936)にオープンした「北見郷土館」に遺跡を展示しました。
 北見郷土館は網走市立郷土博物館となり、モヨロ貝塚館はその分館として昭和41年(1966)に建てられました。発見当時の状況で貝塚を復元・展示し、その特徴的な埋葬形態や生活の様子を伝えています。

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網走市立郷土博物館

2011年10月12日 | 旅 歴史
 北海道網走市桂町にある網走市立郷土博物館です。
 網走市立郷土博物館は赤いドームの西洋館で、網走の豊かな「自然」と古代から現代に至る「歴史」の流れを展示解説しています。
 昭和11年(1936)、「北見郷土館」として建てられました。設計したのはアメリカの建築家フランク・ロイド・ライトに師事し大正・昭和期を通じて、北海道の建築に深い影響を与えた田上義也です。
 昭和23年(1948)、網走市に移管され、米村喜男衛氏が集めた考古、民族資料3千点が基礎となって郷土博物館になりました。モヨロ貝塚館は分館になっています。

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北方民族博物館

2011年10月11日 | 旅 歴史
 北海道網走市潮見にある北方民族博物館です。
 北方民族博物館は、東はグリーンランドから西はスカンジナビアまで、日本のアイヌをはじめ、ロシア沿海州、アラスカ、シベリア、北欧諸国などの北方に暮らす諸民族の文化がわかる博物館です。
 エスキモー系のイヌイトやフィンランド系のスオミなどの北方の諸民族の、衣・食・住・生業・精神文化・文化の伝承などテーマ別に展示しています。網走のモヨロ貝塚に代表されるオホーツク文化のコーナーも充実しています。
 世界各国から集めた900点近くの貴重な資料が展示されています。アザラシの腸で作られた防水衣料、トナカイの革で作られた袋、白樺樹皮製の船など生活の知恵に感心させられます。

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天都山

2011年10月10日 | 旅 歴史
 北海道網走市にある天都山からの風景です。
 天都山は、網走市街地の南西にある標高207mの山です。網走国定公園内にあり国の名勝に指定されています。「天の都にのぼるような心地」から名前がついたそうです。
 山頂付近にはオホーツク流氷館、天都山さくら公園、北海道立北方民族博物館、レークビュースキー場、フラワーガーデンなど施設が整備され、網走市の主要観光地となっています。花の見頃の5月には「天都山さくらまつり」が開催されます。
 「石楠」主宰の俳人で、ホトトギスを批判し新しい自然観を確立した臼田亜浪の句碑があります。
  今日も暮るる
    吹雪の底の大日輪

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カムバックサーモン in 網走湖

2011年10月09日 | 旅 歴史
北海道網走市のカムバックサーモン in 網走湖です。
 網走湖畔では秋に、モヨロの夜祭り~カムバックサーモン in 網走湖を開催しています。北方の民「モヨロ人」の住居をイメージしたテントが立ち並び、秋の北海道の風物詩ともいえる鮭の遡上を間近で見ることができます。
 豊かなオホーツク文化を築きながら忽然と姿を消してしまった「モヨロ人」。その人々の主食とも言えるサケが生まれ故郷に帰ってくる季節にモヨロの夜祭りが繰り広げられます。
 期間中、川はライトアップされ、手が届くほどの距離でたくさんの鮭が銀鱗をうねらせ力強く泳ぐ姿が見られます。

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オホーツク流氷館

2011年10月09日 | 旅 歴史
 北海道網走市字天都山にあるオホーツク流氷館です。
 オホーツク流氷館は天都山山頂にある流氷をテーマにした科学館です。ホタテ貝のような建物の中には流氷の神秘やオホーツク海の生態系について「流氷の海交流の海原」「海が凍る不思議」「流氷の海のいきもの」などコーナー別で紹介しています。
 「マルチハイビジョンシアター」では、自然と厳しさとともに、恵みのある網走の四季を紹介しています。ダイナミックな音響で流氷の擬似体験が味わえます。流氷の天使クリオネやフウセンウオなども飼育展示しています。
 「流氷とシバレ体験」は、この建物のメインといえるコーナーです。本物の流氷を直接触ることができます。ー15度の室内では、濡れたタオルが棒のように凍る「シバレ体験」もすることができます。

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網走湖

2011年10月07日 | 旅 歴史
 北海道網走市~網走郡大空町(旧女満別町)にある網走湖です。
 網走湖は網走市と大空町にまたがる海跡湖で、オホーツク海とは網走川で結ばれています。周囲39.2km、面積32.3平方km、南北に細長い形状をしています。
 湖水の上部は淡水層、下部は塩水層となっています。南岸の湖畔にミズバショウの大群生地があり、国の天然記念物に指定されています。

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卯原内交通公園

2011年10月06日 | 旅 歴史
 北海道網走市卯原内にある卯原内交通公園です。
 卯原内交通公園は昭和62年(1987)年3月、湧網線廃止にともない卯原内駅が廃駅となり、公園として駅跡地を整備したものです。公園には、この廃止された湧網線の資料を集めた「網走市鉄道記念館」があります。
 卯原内(うばらない)とは、アイヌ語で「オ・パラ・ライ」(川尻が死んだ川)、「オ・パラ・ナイ」(広い河口)、「ウパラ・ナイ」(すすの川)あたりからきていると推測されています。
 能取湖を目の前にして、ホームと廃線路には9600形蒸気機関車と旧型客車1両が置かれています。

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能取湖

2011年10月05日 | 旅 歴史
 北海道網走市卯原内にある能取湖です。
 網走国定公園にある能取湖は北海道の東北部に位置し、オホーツク海とは砂州で区切られている潟(せき)湖です。周囲33km、面積58.4平方kmで日本の湖沼では13番目の面積規模を有しています。
 ノトロとはアイヌ語で「ノッ・オロ」岬のところという意味です。能取岬のことを指していますが、そこに近い湖ということで、この名がついたようです。
 南湖畔の最深部に北海道屈指のサンゴ草の大群落地があります。秋になると真っ赤な絨毯を敷き詰めたようになサンゴ草は、塩沼地(塩分を含んだ湿地)に生育するアカザ科の一年草です。日本では厚岸(あっけし)で最初に発見されたのでアッケシソウといわれています。

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キムアネップ崎

2011年10月04日 | 旅 歴史
 北海道常呂郡(ところぐん)佐呂間町字幌岩にあるキムアネップ崎です。
 キムアネップ崎はサンゴ草群生地として有名な場所で、サロマ湖の南東に突き出した半島です。「キムアネップ」はアイヌ語で、「山・細長い・もの」を意味しているそうです。
 キムアネップ岬にはキャンプ場を一周する形で全長1kmの遊歩道が整備されています。キャンプ場のまわりは原生花園があり、サンゴ草をはじめハマナス・センダイハギ・ヒオウギアヤメなどを見る事ができます。
 秋になると真っ赤な絨毯を敷き詰めたようになサンゴ草は、塩沼地(塩分を含んだ湿地)に生育するアカザ科の一年草です。日本では厚岸(あっけし)で最初に発見されたのでアッケシソウといわれています。

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サロマ湖

2011年10月03日 | 旅 歴史
 北海道常呂郡(ところぐん)佐呂間町・北見市常呂町・紋別郡湧別町にまたがるサロマ湖です。
 サロマ湖は道内では1番、全国でも琵琶湖、霞ヶ浦に次いで3番目に大きな湖です。佐呂間湖、猿澗湖などとも書かれ、独特の美しい湖面の青色は「サロマンブルー」と呼ばれています。
 サロマとは、アイヌ語の「サル・オマ・ベツ」ヨシが生える川を表しています。流入河川の佐呂間別川を指した地名なのですが、川が流れ込む湖の意味で「サロマ湖」になったようです。
 汽水湖では日本最大で、約20kmもの砂州によってオホーツク海と隔てられています。網走国定公園の中心をなす湖で、帆立貝,カキの養殖が盛んです。原生花園やサンゴ草が密生する岬もあります。

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国際友好記念図書館

2011年10月02日 | 旅 歴史
福岡県北九州市門司区東港町にある国際友好記念図書館です。
 明治35年(1902)に大連市に帝政ロシアがドイツ系ハーフテンバー様式により建てた建築物を、北九州市・大連市友好都市終結15周年を記念して複製建築されたものです。
 1階のエントランスホールには、大連市、仁川市を紹介するビデオコーナー、2階は中国を中心とする東アジアの文献・資料などを収蔵した図書館、3階には大連市のか、友好・姉妹都市に関する資料展示コーナーがあります。

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