旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

三十八所権現社

2016年03月17日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市石山寺に石山寺があります。
 本堂のすぐ東に三十八所権現社(さんじゅうはっしょごんげんしゃ)本殿が建てられています。慶長7年(1602)に珪灰石の岩山の上に建てられた鎮守社です。一段降りたところに昔は拝殿として建てられた蓮如堂があります。
 一間社の、檜皮(ひわだ)葺きの規模の大きな流造りの社殿です。岩盤に合わせて柱や束の長さを変えて、巧みに建てられています。随所に華麗な彫刻や彩色が施されています。三十八所権現社本殿は平成20年(2008)に国の重要文化財に指定されています。

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源氏の間

2016年03月16日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市石山寺に石山寺があります。
 本堂の外陣礼堂への入口北側に、「源氏の間」があります。花頭窓のある小さな部屋で、紫式部が源氏物語を起筆したところとして保存され、その時使用していたといわれる硯も伝えられています。寛弘元年(1004)式部は新しい物語を作るために石山寺に7日間の参籠をし、琵琶湖に浮かぶ月から物語の構想を得たといわれています。

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石山寺本堂

2016年03月15日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市石山寺に石山寺があります。
 石山寺の本堂は天平宝字5年(761)から6年(762)にかけて造東大寺司(ぞうとうだいじし)によって拡張されたことが正倉院文書に記されています。その後、承暦2年(1078)に焼失し、永長元年(1096)に再建されたのが現在の本堂です。巨大な硅灰石の岩盤の上に建立されています。
 石山寺本堂は間口7間、奥行4間、寄棟造り、檜皮葺きの「本堂」と、間口9間、奥行4間、寄棟造り、懸造り(舞台造り)、檜皮葺きの「礼堂」,、その両棟を結ぶ「相の間」によって構成されています。滋賀県で最も古い建物です。
 慶長7年(1602)に淀殿によって「礼堂」と「相の間」は建て替えられています。内部の露出部分には本尊である如意輪観音半枷像が安置され、周囲には大日如来坐像や不動明王坐像、維摩居士坐像、持国天立像、増長天立像などが安置されています。石山寺本堂は昭和27年(1952)に国宝に指定されています。

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石山寺蓮如堂

2016年03月13日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市石山寺に石山寺があります。
 石山寺の蓮如堂(れんにょどう)は蓮如上人6歳の御影や遺品、鹿の子の小袖、数珠を安置しています。慶長7年(1602)に淀殿の意向により三十八所権現社の拝殿として建立された建物です。明治時代に発令された神仏分離令により神式が廃され、蓮如上人の御影や遺品を祀ったことから蓮如堂と呼ばれるようになりました。
 間口5間、奥行4間、単層、入母屋造り、桟瓦葺き、懸造り(舞台造り)で、妻入の建物ながら側面の高台に本殿が設けられ、側面の広縁を礼拝空間にしています。蓮如堂は平成20年(2008)に国の重要文化財に指定されています。

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石山寺観音堂

2016年03月12日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市石山寺に石山寺があります。
 石山寺の観音堂は毘沙門堂と並んで、西面して建っています。中規模の三間堂で、33所の観音を安置しています。参拝者が札を奉納するので札堂とも呼ばれ、多数の針穴があります。近世の民衆の信仰を集めた建物です。

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石山寺鐘楼

2016年03月11日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市石山寺に石山寺があります。
 石山寺の鐘楼は源頼朝が寄進したと伝えられています。鎌倉時代、至徳年間(1384-1387)頃に築造され、以後、修築されながら現在に至っていると思われます。鐘楼は明治40年(1907)に国の重要文化財に指定されています。
 間口3間、奥行2間、入母屋造り、檜皮(ひわだ)葺き、大きな袴腰が付いた鐘楼です。前後左右の均整がとれていて、袴腰全体が白壁の漆喰塗です。縁下と上層軒下の組物は尾垂木を用いていません。組物は屋根軒下、高欄下共に三手先組で、平安時代に鋳造された梵鐘が吊り下げられています。

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石山寺毘沙門堂

2016年03月10日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市石山寺に石山寺があります。
 石山寺の毘沙門堂は本堂の東側に観音堂と並んで建っています。堂内に国の重要文化財に指定されている兜跋毘沙門天を祀っています。棟札・鬼瓦・寺蔵文書などから安永2年(1773)に建てられています。大坂で加工され、現地で組み立てていたことも判明しています。
 間口3間、奥行2間で、宝形造り、桟瓦葺きです。西面して建ち、正面に石燈籠2基を備えています。平面は概ね正方形ですが、間口3間に対し、奥行は2間で、内部には間仕切りがなく、一室の空間としています。毘沙門堂は滋賀県に有形文化財に指定されています。

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石山寺御影堂

2016年03月09日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市石山寺に石山寺があります。
 石山寺の御影堂は本堂の東、毘沙門堂の北、蓮如堂の西の平坦地に建てられています。空海(弘法大師)、良弁僧正、淳祐(じゅんゆう)の遺影(御影)を安置しています。もとは法華三昧の道場であったようです。室町時代に建立され、慶長年間(1596-1615)に丸柱など軸組を残して大規模に改修された建物です。
 御影堂は間口3間、奥行3間の宝形造りで、檜皮(ひわだ)葺きです。背面に1間の張り出しがあります。蔀戸(しとみど)や簡素な軒まわりは住宅建築を思わせます。内陣には須弥壇が設けられ室町時代初期の特色を示しています。石山寺御影堂は平成20年(2008)に国の重要文化財に指定されています。

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石山寺東大門

2016年03月08日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市石山寺に石山寺があります。
 石山寺の東大門は石山寺の正門です。建久元年(1190)に源頼朝によって創建されたと伝えられています。現在の東大門の建物は室町時代に再建され、慶長年間(1596-1615)に大改修されています。正面左右には運慶と湛慶の作といわれる仁王像が安置されています。
 東大門は間口3間、奥行2間、入母屋造り、本瓦葺き、三間一戸の単層八脚門です。本柱筋3間の中央間は板扉を吊り、その脇間と南・北面は白漆喰壁です。鎌倉時代の構造を持ちながら蟇股や懸魚などの彫刻に桃山時代の特徴が見られます。明治40年(1907)に国の重要文化財に指定されています。

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石山寺

2016年03月07日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市石山寺に石山寺があります。
 石光山石山寺(いしやまでら)は大津南側の伽藍山の麓にあります。東寺真言宗の別格本山で、奈良時代に創建されてから1200年以上の歴史を持っています。本尊は勅封二臂如意輪観音で西国33箇所霊場観音霊場の第13番札所です。
 石山寺縁起によると、天平宝字5年(761)聖武天皇が東大寺を造立したとき、大仏鋳造用の金を得るため良弁僧正に祈願させて如意輪観音を祀って一宇を建てたのが始まりとなっています。当初は東大寺の末寺として華厳宗に属していました。
 石山院とよばれる造東大寺司(ぞうとうだいじし)の直轄する場所があり、良弁僧正はここを寺に改めたといわれています。天然記念物に指定されている本堂周辺にある珪灰(けいかい)石は石山寺の名前の由来にもなっています。
  平安時代の前期、京都醍醐寺の僧・聖宝が真言宗の道場とし、真言宗に改宗しました。さらに菅原道真の孫に当たる淳祐(じゅんゆう)らが入山し中興したことで寺運が隆盛し、天皇はじめ多くの皇族や貴族の参詣が盛んになりました。
 平安文学の格好の舞台ともなり、源氏物語、蜻蛉日記、栄華物語、更級日記などに記されています。源氏物語は最も有名で、作者の紫式部は本堂の一室にこもり、琵琶湖に映る十五夜の月を見て、「今宵は十五夜なりけり」と書き出し、壮大な長編小説「源氏物語」を完成させました。
 鎌倉時代の初めには、源頼朝が深く帰依し東大門や多宝塔など多くの堂宇を造営し諸堂の再建にあたりました。室町時代には歴代の足利将軍が参拝に訪れています。織田信長の兵火により被害を被り、一時衰退しますが、豊臣秀吉や淀殿などにより堂宇の造営や改修が行われ再興しました。
 徳川氏からも寄進を受け、ほぼ現在の寺観が整えられました。江戸時代は幕府から庇護され朱印地580石が安堵、西国33箇所霊場観音霊場としてにぎわいました。
 石山寺の境内は10万平方mと広大で、数多くの諸堂が硅灰石の中に点在しています。本堂と多宝塔は国宝に指定され、東大門、鐘楼、蓮如堂、御影堂、三十八所権現社、宝篋印塔などが国の重要文化財に指定されています。

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蘆花浅水荘表門

2016年03月06日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市中庄に蘆花浅水荘(ろかせんすいそう)があります。
 蘆花浅水荘の表門は一間腕木門で、寄棟造り、檜皮葺きです。両袖塀と腰掛待合が付いています。数奇屋造りの建物すべてに山元春挙の芸術性が感じられ、最高の材料で、最高の技術で建てられています。平成6年(1994)に国の重要文化財に指定されています。

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蘆花浅水荘持仏堂

2016年03月05日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市中庄に蘆花浅水荘(ろかせんすいそう)があります。
 蘆花浅水荘の持仏堂は記恩堂(きおんどう)とも呼ばれます。木造、茅葺きで、建築面積は27.32平方mです。5畳の茶室の機能も兼ね備えています。日本画の師である森寛斎(かんさい)と両親の霊を祀っています。平成6年(1994)国の重要文化財に指定されています。

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蘆花浅水荘離れ

2016年03月04日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市中庄に蘆花浅水荘(ろかせんすいそう)があります。
 蘆花浅水荘の離れは木造平屋建て、桟瓦葺きで、座敷の東と南に広縁をまわしています。建築面積は154.15平方mで、持仏堂とは渡り廊下でつながっています。記恩寺庭園に接し、四季の移り変わりが楽しめるところです。平成6年(1994)に国の重要文化財に指定されています。

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蘆花浅水荘本屋

2016年03月03日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市中庄に蘆花浅水荘(ろかせんすいそう)があります。
 蘆花浅水荘の本屋は大正10年(1921)に建てられた木造、桟瓦葺きの建物です。一部2階立てで、北面に便所が附属し、建築面積174.5平方mです。1階は住居、2階は応接間とアトリエで寺院としての礼拝施設も設けられています。平成6年(1994)に国の重要文化財に指定されています。

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蘆花浅水荘

2016年03月02日 | 旅 歴史
 滋賀県大津市中庄に蘆花浅水荘(ろかせんすいそう)があります。
 蘆花浅水荘は日本画家の山元春挙(しゅんきょ)の別邸で、膳所(ぜぜ)城跡の南700mのところにあります。大正3年(1914)に屋敷地を購入、同10年(1921)にかけて、京都の大工橋本嘉三郎により建築されました。画の師森寛斎と両親を祀る記恩堂として建立されたことから記恩寺とも称します。
 広大な屋敷地の西半部に中庭を取り囲むように本屋と離れが建ち、本屋の南方に表門、北方に土蔵が建てられています。敷地の東半分は離れに面しています。園内に持仏堂のほか、四阿や茶室などがあります。
 山元春挙は明治から昭和初年にかけて竹内栖鳳と共に京都画壇の雄と称された日本画家です。大正6年(1917)には帝室技芸員に任命され、昭和3年(1928)の昭和天皇即位御大典に際し、屏風の制作を川合玉堂と共に拝命し、大作「主基地方風俗歌御屏風」を完成させています。
 蘆花浅水荘の本屋、離れ、持仏堂(記恩堂)、渡り廊下、表門、土蔵は国の重要文化財に指定され、記恩寺庭園は大津市の名勝に指定されています。庭園に何気なく置かれた石の道標や礎石など、膳所城内にあったものや、日吉大社にあったものなど、みな由緒のある収集物です。

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