8時、起床。
書斎のデスクトップPCが故障した。急に画面が真っ白になってしまった。一度、強制終了して、電源を入れ直してみたが、同じであった。ディスプレイの故障なのか、本体内部の故障なのか、わからない。とりあえず以前使っていたデスクトップPCで急場をしのぐことになるが、故障したPC内に保存されているメールを読むことができない、アドレス帳も開けないからこちらかメールを出すことができない。古いPCにもアドレス帳はあるが、それは5年前までのもので、当然、最近5年間にメールのやりとりをするようになった方のアドレスは登録されていない。
それ以外はなんとかなる。いま書いている本の原稿は書き上げたものから順に編集者に送っているので、それを送ってもらえばいい。授業で使うパワポのファイルはUSBに保存してあるので大丈夫。デジカメの写真も先月分まではUSBで保存してある。ライフストーリーインタビュー関連の資料もUSBに保存してある。以前に書いた原稿や作成した資料が開けないのは痛いが、開けないと困ることは現時点ではない。それでもこれからだんだん「あっ、あのファイルがない」ということが増えていくだろう。
昼から大学へ。今日の昼食は本部の職員のHさんと。先日、Hさんから学内のある委員会の委員就任を打診されたのだが、任期が2年とのことだったので、2015年度は特別研究期間を申請する予定の身としては、お引き受けすることができなかった。Hさんには以前授業支援でお世話になったし、私のブログの読者でもあるので、快諾できればよかったのだが、申し訳ないことをした。そのお詫びの意味もあって、「今度食事でも」ということになった。
場所は鶴巻南公園のそばにある「プリミエール」というカフェレストラン。Hさんのなじみのお店で、私はその存在は知っていたが、入るのは今日が初めてだった。あとからマダムに聞いたら、お店を初めて15年目とのこと。
ご飯は健康的で美味しかったという印象は残っているが、細かいことは覚えていない。おしゃべりをしながらの食事というのは往々にしてこういうことになりがちである。よく、食事は一人で食べるより(気の合う)誰かと食べた方が楽しいし、美味しい、といわれる。これは半分真実で半分嘘である。楽しいというのはそうかもしれないが、美味しいかどうかは疑わしい。おしゃべりをすることと、料理を味わうことは両立しないのではなかろうか。おしゃべりを楽しんでいるとき、とくにおしゃべりに夢中になっているときは(いわゆるマシンガントーク)は、料理を深く味わってはいないのでないだろうか。
職員の方の昼食休憩は1時間。職場からお店に来るのに10分、帰るのにも10分だから、滞在時間は40分である。私の感覚では少々気忙しい。お昼は正味1時間をかけてゆっくりと味わい、おしゃべりを楽しみ、あるいは寛ぎたい。昼休みを1時間半にできないものだろうか。給料を上げることは難しくても、時間を差し上げることならできるのでないだろうか。それで職員の方たちの生活の質(QOL)が高まればいうことはない。ただし、それで帰りの時間が遅くなるようでは元も子もないけれど。
4時半から現代人間論系の教室会議。会議が終わったのが6時半頃。それから研究室で明日の授業の準備をして、「五郎八」で食事(力うどん)を食べる。
10時半、帰宅。 思いの外、気温が下がってきている。