パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

2012年02月23日 | 子供ネタ
2月23日(木)雨のち曇り

ドラマ『11人もいる』が始まった時、娘が、さえない男の人を「源さん源さん」と親しげに呼びうっとりしている。
「何者なんだ?この人。」
役は、この大家族んちの親戚で、居候。
ギターで、弾き語ったりするところは、昔の名作ドラマ『俺たちの旅』を彷彿させる。
わかったようなわからんような、しみじみするような、はたまた人を食ったような『詩』
どうやら、このさえない人は「星野源さん」というミュージシャンだったようだ。
我が娘、いい曲、気に入った歌に巡り会うと、母に教えてくれる。
少しばかり迷惑・・・
母は、基本、人から何か言われて素直に聞くタイプの人間ではない。
加齢により、その傾向はさらに強まっている。
新しいものに飛びつく気力体力全て衰え、青春時代を懐かしむような歌をユル~く心地良く聞いている。
そんな母が、ぐわしっと胸を掴まれたのがフジファブリック。
娘に教えてもらった。
それ以来、少しばかり娘の音楽センスを信じ、10曲押し付けられたら1曲は聴いてみようかねえ~と重い腰をあげたりしている。
最近の娘のおすすめが、この「星野源さん」なる人の「くだらないの中に」と「くせのうた」
彼の歌を最初何曲か聞いた時「どう違うの?あれ?同じ曲?」
おばちゃんになると、若い子たちの顔も分からなくなるが、歌も全部同じに聞こえるのだ。
ただ、彼の歌は、心地良いというのはあった。
それから、彼の書く詩も、心地良い。

♪同じような 記憶がある
同じような 日々を生きている
寂しいと叫ぶには
僕はあまりにくだらない♪

マイナーな曲調に、一見ネガティブにみえる歌詞。
しかし、

♪覚えきれぬ言葉より
抱えきれぬ教科書より
知りたいと思うこと
謎を解くのだ夜明けまで♪

そして、「君の癖は何ですか?」で終わるのだ。良い!良いよ!
そして、「くだらないの中に」という歌では、

♪くだらないの中に愛が 人は笑うように生きる♪と歌う。

娘が「笑うように生きよう!と思うよねえ。」
こういうセリフを聞くのは親として嬉しいものだ。
そして、ワタクシも、今さらながら「笑うように生きていきたいものだ」などと思ったりするのだ。

くだらないけど、素晴らしい毎日を、笑うように生きていこうと思う毎日。
今夜のおつまみは、少し頑張りました。
愛が見えるでしょ、あなた!

調子づいた娘が次に薦めるのはplentyの「あいのうた」
こんな線の細い息子がいたら、ママは心配だよ!というような男の子が
繊細な声で繊細な歌を歌う。
まだ、良くわかりません。
もし、気に入ったら、また感想文を書きます。
コメント (2)
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