パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

Dr.コトーに泣く

2006年12月02日 | 本・マンガ・テレビ・映画
12月2日(土)晴れ
とうとう12月、師走になってもうた。
早い、早すぎる。
転がるように年をとっていく。

今朝は5時起きで娘のお弁当作り。
関東大会出場のため、今日から泊りがけでの遠征である・・・
しそ昆布入りおにぎり、いかリング、スパサラ、卵焼き、ハンバーグなどを
ちまちまと入れ、さらに、おなかが空くというので
卵サンドを一つ持たす。
母はすっかり冷めてる今回の駅伝大会出場だが、
Aちゃんのママはノリノリ。
「たとえ補欠だろうと、関東大会出場ってのは記録として残るのよっ!」
内申に有利だと言う。
Aちゃんの、生徒会立候補もママのさしがねとは思っていたが、
部活動までもが内申に有利かそうでないか計算済みなのね・・・
のんきなママさん、びっくり!である。
6時に娘は大荷物を抱えてご出発。
せっかくの(!?)娘不在の夜なので、夫と飲みに出かけようと思ってたのに
夫は毎年恒例の知人の忘年会参加のため、5時にはいそいそと出かけていく。
ちぇっ!つまんないの!
で、一人さみしくパソコンに向かうのである。

先日、録りためておいたDr.コトーを見る。
ここかしこで私の涙腺はぐずぐず。
なかでも、まだ小さい娘のいるゆかりさんが胃がんに侵され、余命3ヶ月の宣告を受けるあたりでは、もう「ヒック!」としゃくりあげるほどの号泣である。
撮影スタッフに見せてあげたいほどの、のめりこみようだ。
彼女がコトー先生に言う。
「この子が産まれてくるなら自分は死んでも良いと思った。
でも今は違う。娘や夫とともに少しでも長く一緒にいたい。」
私も、去年乳がんの告知を受けた時、同じ事を思った。
娘が高校生になるまで、いや、大学生になるまで、いや結婚するまで、
どんな状態でもいいから、生きていたいと願った。
時を同じくして、木曜日の朝日新聞の記事。
7月に36歳で、3歳の娘さんを残してガンで亡くなった女性の為に、
同じがん患者のブログ仲間が開いたイベントのことが出ていた。
彼女は娘に17通の手紙を残していた。
4歳から20歳まで、毎年の誕生日に読んで欲しいと。
どんな気持ちで手紙をしたためたのであろうか。
3歳のお嬢さんを見つめながら、その先の小学生のお嬢さんを想像し、
中学に入った頃を想像し、高校生になったことを想像し・・・
胸が痛くなる。

先週分のコトーを、今からまた一人で見るのだが、
もう、予告の時点で鼻がツーンである。
命が重くてとても大事なものだということを
改めて思い知らされる。
つらいけど、目が離せないいいドラマだと思う。



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2 コメント

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kotomiさんへ ()
2006-12-04 09:55:54
私ってものすごーくネガティブな人間なので、ドラマや本、マンガなどを読み進める時も、常に悪い方へ悪い方へ想像してしまいます。
だから、今回のコトー先生だって、絶対に転移が消えてるはずがないと思いこんでいました。
賛否両論いろいろあるかもしれないけど、やはりガン経験者から言わせると、患者の生きる力の大きさを見せ付けるような今回のストーリーは救いになりますよね。
返信する
ドラマって。。 (kotomi)
2006-12-03 16:16:10
テレビって 1人で見てる場合と
他の人と一緒に見る場合
のめりこみ方が 違いますよね。。

私は 人がいるとあまり泣かないタイプなんです。

その点うちのダーリンは
「今日は ここだったのか!!」と
いいながら 号泣。。皆で ダーリンがいつ泣くかを
楽しんでいる感じなんです。

結局人間は欲張りで。。嫁に行くまで生きたい!と
思っても 今度は 孫を見るまでは死ねない!って
なっていくんでしょうね。。
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