紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

汽車にのってヨーロッパ旅行・その9

2005-07-12 07:31:45 | 8・山と旅の思い出
■パブ

町の人が、仕事帰りにぶらっと気軽に立ち寄るパブ。
そこでは、店の片隅で、アイルランド音楽愛好者が楽器を奏でている。

せまい店の中は、人がいっぱいで、隣の人とくっつき合うようにして座っている。
音楽が始まると、自然に足を踏みならし、手拍子が起こる。
そして、知っている人、見知らぬ人、誰彼なく自然に会話が始まる。

アイルランドのパブというと、そんな印象があった。
ぜひ、そういう店にいってみたいと思っていた。
そして、そういう店を探して歩いて、
やっと見つけた「ダイヤモンドバー」

店で飲むのは、絶対にギネスビール。
と思っていたが、これが私はけっこうだめで(といっても飲めないというほどではないけど)、イメージはこわれるが、おいしく飲んだ方がいいので、ふつうのラガービールを頼む。
飲みながら、アイルランド音楽の演奏を聴いた。





気さくなアイルランドの人たちは、人なつっこい甥に、チョコレートなどお菓子をたくさんくれた。そのお礼にと、娘や姪が、折り紙で鶴などをおってプレゼントしていた。
なぜかこの甥は、行く先々で、いろんな人にかわいがられた。

音楽もよかったし、見知らぬアイルランドの人たちとの交流が、ほんとうに楽しい一夜だった。

とぎれとぎれに旅の話しは続いていきます。



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