
そして、本人による自伝がこの本。
今日の朝日新聞の「天声人語」にランサムのことが取り上げられていた。
夏休みの始まりを告げる特別の儀式がある。湖のほとりに降りて行き、片手をそっと湖水につけるのだ。児童文学の名作「ツバメ号とアマゾン号」シリーズを書いたアーサー・ランサムの若き日の回想である。・・・・略
(7/18天声人語より)
全文読みたい方は、朝日新聞のコラムを。
自伝の中でも、「湖沼地方の休暇」の章に書いてある、その一文は特に印象深い。子ども時代のランサムが、夏、ふるさとへもどった喜び、大好きな湖に対面した喜びに満ちあふれている。
ランサムは子どもの心を失わずに、その時の気持ちのまま「ツバメ号とアマゾン号」の本を書いた。ランサムは、一番年下のロジャに、幼い頃の自分の心を投影して、行動をさせている。ロジャが湖に手をつけるところは、大好きな場面である。
梅雨が明けて、本格的に夏に突入した今日。
私のふるさとは、山かな?
いつまでも夏を好きでいたいなあと思う。
◆アーサー=ランサムとの出会い
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